あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

2019年の注目は財政検証?

 

 セミリタイア者の気にする年金支給年齢

今年は5年に一度の年金の財政検証が行われる年です

 

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公的年金制度は長期的な制度であるため、社会・経済の変化を踏まえ、適切な年金数理に基づいて、長期的な年金財政の健全性を定期的に検証することは、公的年金の財政運営にとって不可欠なものです。このため、厚生年金保険法及び国民年金法の規定により、少なくとも5年ごとに、国民年金及び厚生年金の財政の現況及び見通しの作成、いわゆる財政検証を実施しています。

 厚生労働省のサイトより引用

 

という事で、この財政検証結果が悪かったら、年金制度に手をつける話が具体化するつまり年金支給年齢を遅らせる事がはっきりする訳です。

 支給開始が遅れるのは嬉しくないですが、シミュレーションがし辛いのも事実です。(68歳開始で2割減くらいでシミュレーションしています)

 

そういう年ですから、こういう記事も今後増えていく事と思ってました。

toyokeizai.net

 

 この記事を読んだ感想としては、思っていたような展開にはならない気もしてきました。(結構微妙なイベントかも?)

 

 

悪い話はできない年?

ちなみに自分には、前回2014年の記憶が全くありません。検証結果が問題がなかった訳ですが、そもそもそれが怪しいのではないかという事がひとつ。 

 また、今年は選挙の年です。選挙の前にそんな悪い数字を出してくるかどうか?(実際に悪いかは別にして)と言う疑念もあります。

 

 年金支給年齢の見直しは、すでに国民にコンセンサスがあるから(選挙と)無関係という予想もありますが、不確定要素をわざわざ作るような事をしないという考えもありかと思います。

 実際過去2回は微妙な数字だった事を思うと、そもそもアリバイづくり的なイベントじゃないのかという気も少ししてきました。