あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

「ラッシュ/プライドと友情」に見えるブレない生き方

PrimeVideoの視聴期限が迫る

ラッシュ/プライドと友情」をPrimeビデオで見ました。

2013年の映画です。どうして今この時期に見たかと言えば、

  • 前から見てみたかった
  • PrimeVideoの年末年始で100円レンタルに入っていた。

期限付きレンタルで、1ヶ月で視聴しなくてはならないものです。さすがにタブレットで見る映画ではないなという事で、見始めるのが遅くなりました。

 

 

前から見てみたかった理由は、ニキ・ラウダはもともと日本では知名度が高く(Wikipediaより)小学生のころグランプリの鷹というレースアニメを見てて、(ニック・ラムダ)さらに印象が残ってました。

 

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グランプリの鷹は懐かしいだけでなく、今思い出しても秀作ですが、「ラッシュ」の話をします。 

自分の生き方を貫き通すところが響いてくる

 「グランプリの鷹を見ていた自分は」この映画に起こる重大な事実を知ってんですが、それでも十分楽しめました。

 

 「毎日を最後の日のように生きる」ジェームス・ハントと、頭脳派で自分を信じ妥協を許さないニキ・ラウダの対比が、映画の輪郭をはっきりと描き、カーレースの迫力が見事に表現されています。

 

  前半はやや説明的にすぎ、「映画」じゃなくていいのではと思わせるものの、後半盛り返して、2時間9分という長さを感じさせない総じて良い映画でした。

 

 あえて言えば、せっかくのレース映画であり起伏の多い展開なので、もう少し音楽が良ければもっと没入でき盛り上がったのにと、そういう物足りなさは感じます。

 

 この作品のような後日談で終わる映画構成をあまり上手いと思わないのですが、この映画の場合、二人のクールで奇妙な友情とブレない生き方の力強さの余韻を決定づける意味で良かったと思います。