拝金主義を見える化した秀逸なデザイン
NTTドコモのCMに、子供時代の特撮「コンドールマン」の敵キャラが出てて、驚きました。
コンドールマンは小学生時代に放送していた特撮ヒーローもので、有名なカルト特撮作品の「レインボーマン」の次回作?でもっとマイナーな作品でしたが、良く覚えています。
設定がユニークで高度成長期末期の日本の負の側面が悪の組織化するという、さすがは川内康範原作です。その他にも、主人公ヒーローが3段変身(4段変身とも言われますが)習得したりと40年前とは思えない仕掛けのアイデアが盛り込まれてて、その目新しさに惹かれました。
キャラデザインも個性的で、CMに出てたゼニクレージーは敵幹部の一人です。洒落の効いたネーミングセンスも素晴らしいですが、デザイン造形も拝金主義の嫌らしさを若干コミカルに見事に具現化しています。
実際に作品は見てみたものの
2017年にはAmazonプライム・ビデオ(プライム会員特典)で見ることもできていて、懐かしさから見てみましたが…。思い出補正でしたね。
設定は良かったが、動かして見るとたいした事のなかったというか、出落ち感がありました。当時は、色々と雑と言うか、安上がり感があると言うか、仕方がないと言えば仕方がないです。