わたしが選ぶ!思い出のコロンボ ベスト20
毎週土曜日の午後BSプレミアムで放送してきた刑事コロンボ ベスト20もいよいよ残り2週となってしまいました。
50年前から繰り返し放送されてきた番組をまた放送してしまうというのは、電波の無駄使い(笑)に近いものがありますが、BS4K8Kリマスター放送に合わせた話題作りの一環としてはありなのだと思います。
今回のベスト20から漏れた作品で、個人的に好きな作品
「自縛の紐」…最後の説明が腑に落ちないという意見もあるようで
「さらば提督」…倒叙法でないと認めないという意見もあるようで
「偶像のレクイエム」…隠された(複雑な)動機系が個人的に好きなのかも
「黒のエチュード」…グウィネス・パルトローのお母さんだと分かった時の気持ちのよい納得感(作品とは全然関係ないですね)
これはベスト20でないのではという、個人的に思う作品
「ロンドンの傘」…行き当たりばったりすぎる雑な犯罪にしか見えない
「パイルD3の壁」…あんな見え透いた罠で最後に引っかかるのはちょっと
「殺人処方箋」…記念作品だとは思うがそれほどのラストでは
「秒読みの殺人」…犯人がもう途中から可哀想になってきてダメ
1位はやっぱり「別れのワイン」という事になってます。予想どおりと言えばそうですが、ただの犯人対決だけでなく、もうひとつの何かがあった分、トータル的な評価につながったと思いますが、あの作品の余韻は子供心にはあまり好きではありませんでした。素直に犯人をギャフンと言わせる「2枚のドガの絵」かなと思います。