公園に寄って帰る軽い気持ち
山北駅から西廻り(上のコース)で洒水の滝に行ったので、帰り道は東廻りで帰ろうとしました。(GoogleMapの当日のタイムライン)
これだと勾配が分かりませんが、公園なんだからたいした事はあるまい深く考えず、
後からサテライトビューで見てみる(見ずに行った)と、まさに山中突破の登山コース
思わぬ登山になりました。
河村城とはいつの城なのか?以下は公園にあった説明です。
この説明パネルによれば、戦国時代の後北条氏の出城だった城のようです。ここから御殿場からの方面への抑えとしての役目を果たしていたのでしょう。パネルには他にも出城がいっぱいあるのがわかりました。
で、という事で坂道を登りだします。思ったより急だなと思い出しつつもまだ元気です。
もうすぐ着くのかなと思ってましたが
まだ着きそうもありません。あれ?公園に向かっている筈じゃないかと思いつつ
あれあれ?だんだん薄暗くなってきます。
手すりまで出現。これは補助だけでなく、左手側が軽く崖状になって危ないからだと思います。これは山登りと気づいたものの、後の祭り。
山道を登り続けて、息も切れ、汗だくになりました。「何やっているんだろう」と思わず独り言も言い出す始末。
やっと到著も荒れ地?
足元が埋まる程度の低い草が一面に生えていて、何か生き物が飛び出てこないかと先を進むのを躊躇します。
案外狭いなあと思ったものの、ここは城跡の西端で、東側にもっと広がってかなり広い場所でした。
城跡と言っても、天守閣や建物が残ってたりはせず、杭跡などが残る原っぱ状態です。
東へ進むと、造園作業系の作業の人たちが昼休みを取ってました。きっと珍しがられた事でしょう。この河村城址公園、自分が登ってきた南回りや北と西は完全な山ですが、東側だけは道路があるらしく、作業の人たちは軽トラックで来ているようです。
こんなところに良く城を作ったものだと感心するものです。資材を運ぶのも一苦労かと思います。
汗が多少引くのを待って、下山しました。上りが急だと下りも楽とは限りません。
◯が付いているという事は滑り止め、落ち葉で滑らないか、気にしながら歩きます。
森林には違いないですが、セラピーはどうかと、万人向けの道じゃないと思いました。
その分戦国時代の山城としてはなかなか優秀な役目を果たしたと思います。山城攻めの厳しさを味わいました。
山北駅の南側から入る入口の花壇がとてもカラフルだったので、写真を撮りました。