あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

トランプリスクは読めないか?

FRBに圧力をかけるために色々やっていると思えば

8/1にトランプ大統領が追加対中関税発表をしてから世界経済が震えてますが、こういう突発的な出来事に対し、トランプ大統領のやる事は予測できない的な発言を「モーサテ」で耳にしました。半分はあってますが、半分は間違ってるかなと思います。 

 

 

www.jetro.go.jp

トランプ大統領の今の大目標は(大統領)再選でわかりやすいです。そのためのアクションのひとつは岩盤支持者向けの極端な政策ですが、もうひとつは株価対策です。

わかりやすく株価を上げるには利下げがベスト。利下げをさせるには、FRBに直接言うか、言っても聞かないならそう仕向ける(外部状況を作る)かになります。→対中関税で市場を揺さぶるのがベスト。という流れが予想できます。

もし仮に対中交渉がうまくいっても、株は上がれば目的は達成されます。 

日経平均が下がる未来しか見えない

個人的には対中交渉がうまくいく方の未来は見えないので、利下げプレッシャーと利下げは思ったより進むと予想します。

 金利低下→金利差縮小→円高日経平均下落

これは外部要因で、さらに国内要因で消費増税を待ってますから、(後2ヶ月と言っている間にじわじわと後1ヶ月。もう中止はないでしょう。ここで中止したらその決断力を尊敬しますが)消費増税→消費手控え→日経平均下落

の流れを予想します。

 

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こんな感じで、日経平均にはわかりやすい(暗い)未来が広がっているように見えます。自分は優待・配当期待の現物ホルダーなのでこれに備えてポジション調整を考えている訳でもないのですが、日経平均が上がってもらうに越した事はないです。

 

ただこれは日銀に金融緩和の手札がない前提ですし、個人的にはこういうピタゴラスイッチみたいな予想は外れる事が多いとも思っていますが。