あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

感じが変わっちゃったなあと思う事

当然と言えば当然の話

あまり大きく取り上げられてはいませんが、トム・ハンクスが「ゴールデングローブ生涯功労賞」を受賞するというニュースを見ました。当然と言えば当然な話、自分が大学生の頃からずっと映画に出ている感じがあり、若い頃から知っている訳ですがその当時の事を思うと感じが変わっちゃったあというのもあります。

 若い頃とはシルエットやイメージががらりと変わる芸能人の人って時々いますよね。

コメディ映画好き

学生当時はDVDもなくレンタルビデオ店があちこちに出来始めたころでした。くだらないアメリカのコメディー映画が好きで、そういうモノばかりを探してました。

そんな中で見つけた映画の一つが「ドラッグネット(正義一直線)」(原題のままだと意味不明なので、とって付けた邦題にコメディ感がでています。)この作品に当時のトム・ハンクスが出てました。 

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映画はダン・エイクロイドが演じる堅物超真面目刑事が主人公が巻き起こす…という説明がぴったりのコメディなんですが、相棒役のちょっとスカした若手刑事をトム・ハンクスが演じています。初めてトム・ハンクスを知ったのですが、トム・ハンクスを知らない(当時)人が見ても存在感がありました。

Wikiなどで見るともう既に「スプラッシュ」には出演済みで主役を張れる何かを当然持っていた訳ですが、「ビッグ」とか「スプラッシュ」とかいう(ぬるい)ファンタジーをレンタルする気がなかったので個人的にはこの映画で初めて知った訳です。 

 

似たような今とは感じが違うトム・ハンクス的な映画でもうひとつ思い出があるのが「パンチライン」。こちらは(トム・ハンクスが)出ていると知っていて見たと思います。

パンチライン [DVD]

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この映画でもトム・ハンクスは主役ではないのですが、コメディアン志望のちょっと神経質そうな若者の役(医学生)で出てて、主役のサリー・フィールドの記憶はないけれど、トム・ハンクスの記憶の方が強い作品です。早口でどこか神経質っぽい脆さを隠しつつも若さの勢いがある青年の演技が存在感を出していました。

 

その後もトム・ハンクスは順調にキャリアを積んで「フォレスト・ガンプ」で超メジャーな俳優となってしまい、いまさらそれらについて何も書く事はないですが、ただ学生時代に感じたような存在感(コメディアン上がりの軽さとテンポ)が無くなった事がちょっと残念な、年をとっても無茶をしろというわけではなく、おさまりが良すぎるんじゃないか、そんな物足りなさを感じたりします。