あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

財政検証記事の解釈を気にするよりも…。

なかなか難しいので記事に書く事で整理する

日経マネー10月号にも財政検証解釈記事がありました。ソースは一つに限らない方が安全ですし、何度も接してるとふと別の理解があったりします。

年金が減るとはどういう意味か?

今回の財政検証結果で分かりづらい点は、将来的な年金の支給額が所得代替率の何割になるかという表現になっている部分です。

これは国が所得代替率50%をキープする事を約束したためですが、50%維持されている事はどういう事かが分かりづらいです。

 

日経マネーの今月の特集での解釈は(コメンテーター)

「つまり現役世代と比べた年金世代の生活水準は今より2~3割下がるということ」と井戸さん

(将来的な)所得代替率の減少分=実質的な年金の実質目減り

 という解釈派でした。

 

色々な解釈があって悩ましいですが、この手の迷いや心配についての防衛策が「長く働いて年金を増やす」となっているので、所得代替率が50%の別の表現が適当なのかもしれません。

という流れで、今回の特集では65歳以降何歳まで働くとどれくらい支給水準が改善するかという試算が特集されています。

 

 心配するよりも長く働くことが解答への不信

こういうマクロなアドバイスに対する不信感もあったりします。働く気さえあれば、「誰でもいつでもいつまでも働ける」って言っている訳です。

もしそうならば、いったんアーリーリタイアしてちょっと自由を謳歌して、また(働く必要が出てきたら)働けばいいと言う論法も成り立つって事ですよね。

人の属性はそれぞれですし、年をとっていればなおさらオリジナリティが増しているはずで「人生元気なうちは働けばいい」というマクロな意見をもとにいろいろと決まって欲しくない気がします。

 

ちなみに今回の10月号目次では目次には「 年金が増える4つの方法」という記事もあったのですが”dマガジン版”では掲載されないページに含まれてました。(まあそうでしょうね)

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