あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

映画「イエスタデイ」で泣くところ…

全然ほがらかじゃない「ほがらか人生相談」

アエラドットに連載されている鴻上さんのが「ほがらか人生相談」が書籍化されたそうです。

だいたいネット上で読めているし、5000万PVという既に広く見られているものを書籍化するのは不思議な気がしますけれど…。

既に読んでいるので、個人的には買おうと言うところまではいかないのですが、本が出る事で(出版に合わせての宣伝も兼ねてでしょうか)「週刊SPA」の鴻上さんの連載エッセイやサンデー毎日の「著者インタビュー」で裏話を聞く事ができました。

回答に対しての反応があったのは2つで、ひとつは「鴻上さんは分かっていない」と言うものだったのは印象に残ってます。

 

知らない人向けに自分なりに説明しますと、よくある人生相談になる訳ですが、長年の劇団運営での問題解決の場数に裏打ちされたリアリズム(具体性)のある解決策の提案や、それをまとまった文章として表現できる構成力、さらに本質的に優しい人柄やユーモアのセンスが盛り込まれた鴻上さんならではの雰囲気がたくさんの人々を集めている(PV)のでしょう。自分だったら何と答えるだろうという視点で観るのも良いかもしれません。 多少なりとも回答を考えるのはできても、ひとかたまりの文章にするとなると、当然ながらなかなかできないなあと思っています。

ちなみに今週の「ドン・キホーテのピアス」で 

映画「イエスタディ」を取り上げてました。

agura-huma.hatenablog.com

鴻上さんは隣の中年男性がしゃくりあげ、自身も涙が止まらなくなるようなシーンの事を(詳細は)伏せつつ紹介してましたが、個人的には「そんなシーンあったっけ?」というクエスチョンマーク状態でした。おそらく(自分が)「よく見つけてきたなあ」と感心したあのシーンの事だと思うのですが、「泣く」事はなかったので、やっぱり本質的に自分は優しくないのかもしれません。