あと6年しかないのに大丈夫かどうか
コロナショックでの市場の動揺が収まる気配が見えません。パンデミック宣言も出た事ですし、もう一ヶ月くらいでは収まらないものと考えていた方がいい気がします。
となるとリーマンショックの時リーマンブラザースが倒産した後しばらくしてから起きたトヨタショック的な大下げのパターンが今回もある事が想像でき(恐らくオリンピック中止ショック)リスク資産部分はさらなる減少が予想されます。しばらく様子を見て次の阿鼻叫喚な下げが発生したらちょっと買おうかと思います。
「積み立てインデックス投資は長期だからこういう急落時も淡々」と言う事で良いのですが、考えてみるとイデコの積み立て期間は後6年でそれほど長期でもありません。
今年から法律が変わって色々延長されるらしいですが、基本60歳で止めるつもりでした。こうなってくるとどれくらいの含み損状態になるかによって、「積み立て額の変更」「運用期間の延長」「ポートポートフォリオの見直し」も必要かなと思います。
イデコで組んだポートフォリオについては昨年イデコを始める前に確認しましたが
インデックス投資のことなら 『myINDEX』 わたしのインデックス
でポートフォリオを再確認すると、2019年の安定さが反映されて
リターンが増えてリスクが減ってます。
過去の運用成績から出されている数字なので、きっと半年後はリターン↓リスク↑になっている事でしょう。
今年4割減った場合
このサイトでは各資産クラス別の過去20年間の年間最低リターンが分かりますから、
日本株-45.4%,先進国株-52.6%
自分のイデコの場合(上図右端)今年40%減くらいになる事を想定しておけば良い事になります。
今現在のイデコ総資産額は、(会社員時代)企業型DCを引き継いだ分+昨年1年弱の掛け金 で構成されていますが、勤めてた会社の企業型DCの扱いは、おまけみたいなものだったので企業型DCを引き継いだ額は昨年1年の掛け金額よりも少ないです。
今年が過去20年の最悪の下げパターンと同じ場合には実質イデコで3年間積み立てた資産が4割弱減ってしまうぐらいのイメージになります。
とすれば後5年つみたて期間がありますからとりあえず2020年が40%減だけならば、今のペースで積み立てても5年以内に各投信の基準価格が2020年初めまで回復もしくはそれなりに回復すればスピードリカバリー効果とリバウンド効果(下記記事参照)での回復を期待します。
恐怖心に打ち勝てるか試そうとしない
と平静を装っていますが、いじわるな言い方をすれば40%に耐えられる気でいるのはそこで止まると思っているからではないかと言う見方もできます。
実際に40%減ったのを見た時に、もっと減る(60%,80%,そしてゼロになるのではという)恐怖感に襲われないと保証はないかもしれません。
そんな自分を試すような事はせず、いっその事一年間は資産を見ないとした方がいい気がします。 最近ちょっと相場を見すぎな気もしますし。