ダウの下げ幅が史上最大(今月3度目)を損益確認
トランプ大統領が会見をして1800ドル上げた週明け、FRBが緊急利下げとQE4を開始したのに史上最大の下げを記録しました。3/16の事です。
となると前回の損益確認からまだ3週間しか経っていませんが、さらなる数字悪化が予想されます。そろそろ今週のショックが反映されている時期じゃないかと思うので確認してみました。
いつものように各ファンドラップ(ロボアド運用)の評価損益(%)を、1/2→3/18で比較してみました。
ダイワファンドラップ | 15.35%->-2.27% | 完全ほったらかし(約3年経過) |
WealthNavi | 11.42%->-12.32% | $換算-9.89%(約3年経過) |
THEO | 5.18%->-13.81% |
$換算-11.63% (2年半経過) |
楽ラップ | 5.91%->-7.78% | 2019/4から |
マネラップ | 6.91%->-9.29% | 2019/5から |
eMax slim バランス(8資産) | 10.15%->-12.94% | 参考(毎日積立) |
さすがに全部マイナス圏入り。それ自体はサプライズではないですが、幅にはバラツキがあるように見えます。もう少しマイナス幅だけをわかりやすいように書き換えてみると、
ダイワファンドラップ
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-17.62%
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WealthNavi
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-23.74%
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THEO
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-18.99%
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楽ラップ
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-13.69%
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マネラップ
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-16.2%
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eMax slim バランス(8資産)
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-23.09%
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こんな感じです。
気になるのはeMax slimバランス(8資産)がバランス型の割に悪いパフォーマンスを見せています。バランス型投信はもっと地味な動きをするものかと思っていましたがちょっと違うようです。
毎日積立を行なっている分、価格が下がっているときに額が増え、そこから下がって思わぬ悪いパフォーマンスをしているのかもしれません。そんなに掘り下げた訳ではないので何とも言えませんが。
前回の状況(信用収縮に繋がるか)からの変化
今後影響が長引くほどインバウンドだけでなく日本の第三次産業へのダメージは大きくなるでしょう。最悪の場合は経営破綻からの不良債権化で、そうなると銀行が全体的に貸し出しを厳しくする信用収縮になっていく悪循環の危険性がありそうです。
(まあピタゴラスイッチ的な予断はなかなか当たらないですけれど)
前回こんな感じで書きましたが、実際に信用収縮にならなくても十分下がってます。信用不安にならないように中央銀行がかなり思い切った政策を打ってきても、真逆の反応で対応するなど。経済活動が停止という不安は、簡単には押さえられないようです。
そうでなくてもオリンピック開催不安やアメリカや海外での感染拡大など、この先も悪いニュースが出る事が簡単に想像できます。
という予想もしてましたが、未感染の国々への広がりは一通りあったようなので、今後は経済を止めた事によるリアルな悪い数字が出た時にどう反応するかでしょうか?
オリンピックの方はそういう雰囲気は出てきましたが、事が事だけになかなか白黒はっきりつくのは先(責任問題にならないような事態を待つ)みたいです。
となると実態経済の悪い数字とオリンピック中止からなるコロナショック第二幕はちょっと遅れてやってくるんじゃないかと思います。