アーリーリタイアの結果的なメリット
父が無くなった後、色々やる事があったのですが（早期リタイアしたので）時間的余裕があってので、たいていの事を自力でやりました。それが良かったか？その振り返りをしてみたいと思います。
相続登記
これはうまく行きました。申請書類は一発で受け付けられましたし、（こういう場合の相場は調べれば分かるので）得した額が分かりやすいです。
- 土地勘のない土地の司法書士を探す時間の節約
- 登記の報酬の節約
- 法務局へ一度だけ行って完結（交通費の節約）
「知らない場所で司法書士を探すための判断材料が全くないし、自分でやるか」と言うのが出発点です。用意した申請書類を持って法務局へ相談に行ったらそのまま提出といういわば勢いにも助けられました。
準確定申告
これも還付金額が節約額と分かりやすいですし、やり直しもありませんでした。
父の年金の税金を少し取り戻せるだけなので、金額的にはたいした事はないですが、時間の余裕があるのでやってみました。自分の確定申告経験が役立ちました。書類を管轄の税務署に郵送するだけで完結しました。
実家の整理
これはどれくらいトクだったか分かりづらいです。実家の自治体がゴミ持ち込み化（有料）だったので、どうしても自分たちで捨てられないものは捨てて、残りは業者に頼む作戦にしました。ただ全部業者に任せたらいくらだったかは分からないので、レンタカーを借りて２日くらいかけてそこそこ片付けた事がどれくらいトクだったか？分かりません。
主観的には納得してます。それは、まるまる業者に頼んだら40万くらいいくんじゃないかと思っていたので、20万弱で済んだからです。正解は分からないです。
車の処分
故人の車の処分で大変なのはいったん名義変更が必要な事です。名義変更がめんどくさいのは車庫証明が要る事です。この手続きで動ける人でも、ふだん車を持っていない人は車庫は持ってませんから、つまり適当な車庫を持っている人に名義変更する必要があります。そうなると人の書類を集める手続きが増えます。もしかしたら該当者ゼロの可能性もあります。
なので中古車ディーラーならその辺もっと単純な方法知っていないかなと思って、ディーラーを周った訳ですが、案外故人の車の処分に馴れたディーラーがいませんでした。結果的いたんですが３社回っても１社だけでした。運が良かったとしか思えません。結果オーライです。
生前のうちに名義変更しておけと言う事になるのですが、実家の整理の場合もそうですが、死ぬこと前提の家族会議はなかなかできないでしょう。
追加彫り
葬式が済んだら墓の準備が必要になります。墓は以前からあったので、墓石への追加彫りが必要になります。まあ途方にくれます。どこに行ったらいいか、相場がいくらなのか分かりません。結局２０年前に今ある墓を建てた石材店へ行きました。当然２０年前の事は覚えててくれませんが、いいお店でした。ラッキーでした。結果オーライで税抜で４万円でした。
相続分割協議書・相続関係一覧図
こちらは評価以前の問題です。相続額も相続人も少ないので頼むほどの事ではないと思ってました。自分でやったからと言って
まとめ
アーリーリタイア中だったので、色々な事を自分でやりました。得はしたかと思いますが、基本的に遺産と呼べるものの額が知れているので、人に頼むなんて勿体ないと言う前提もあります。なので基本的には相続関係者の人数とか遺産相続額とかで決まる問題だなとは思います。
