ご多分に漏れず、自分のリタイア生活の資産運用は米国株頼みです。証券会社の人気積立ランキングを見ても米国株及び米国株を含んだものが上位に来ています。これは最近のトレンドで「王道」と言ってもいいでしょう。そんな中S&P500に積立投資をしても儲からない時代が来るという記事がありました。
S&P500への投資はいつはじめても、長期保有をすればプラスになるとも言われてきました。特にリーマン・ショック以降は4倍以上になっており、米国で30代でアーリーリタイアするファイヤームーブメントという概念まで生まれました。しかし、これはあくまでも過去のことであって未来に関しては全く分かりません。
リーマンショックの後の株価回復で、多くのアメリカ人をFIREさせてくれたS&P500投資に日本人が遅れて参加しているわけですね。確かに10年前は米国株投資のハードルは高く、自分が早期リタイアする際には、その恩恵をたいして受けられなかったですが、今のリタイア生活の持続性の担保には役立っていると思います。
と言う意味では「S&P500投資」で儲からない時代が来るのは、リタイア生活戦略の根幹に関わる事です。
これは気になる記事と思いつつも、発言しているのははジム・ロジャーズです。ジム・ロジャーズと言えば、昔その言葉を信じて「銀」ETFで損をした苦い経験があります。
投資経験が浅いうちは人の言う事を真に受けて買う経験は多いんじゃないでしょうか。
こういう市場動向に関する発言は「ポジション・トーク」じゃないかと疑ってみるのが基本ですが、今のジム・ロジャーズの言う事にそれほど影響力があるかという疑問と、(最近は意表を突く発言を多く目にしますが)今さら逆張り発言で注目を集めようと言うたくらみがあるとも思えません。
(この記事の文脈として)では、何を買ったらいいかと言う話ですが、相場のサイクル性で言えば「商品」を重視(注目)を提案していました。信じる信じないは別としてこちら(商品)は専門性が残された分野ですし、買うハードルが高そうなので簡単には話に乗らなくて済みそうです。
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