最近かなり有名になった「FIRE」と言うワード。基本的にはリーマンショック後の米国株の回復で資産を増やしたアメリカの早期リタイアのイメージですが、コロナ禍での投資熱と世界中の株価上昇にあわせて日本でも出てきそうです。
ただ日本の場合は短期間での億り人=専業投資家のイメージで、FIRE実現したとは言わない感じもします。
昨年10月記事でとりあげたFIRE実現本
audibleで読める(聞ける事になっていました)ただし4月からのようで予約しました。
別のFIRE本紹介動画
そんなFIRE本紹介動画は人気があるらしく、別のFIRE本の紹介をしていたので見てました。
個人的にざっくりとまとめると
- 今回の著者は30歳で125万ドルまで資産を増やした人
- 投資収益だけで暮らしている状態をFIREと呼ぶ
- いくら必要かは4%ルール方式で計算、生活費25年分
- 一括投資派(できるだけ早くFIREする事が大切)
お金は無限で時間は有限
個人的にはもっと気になったのは投資本の手法再現性についてよりも「お金も大事だが時間も大事」という部分。
この本では「お金と時間のトレードオフ」という考えがあり「お金はこれだけでいいと決めて、後は時間を大切にする」マインドセットの切り替えができないといつまでもFIREできない(お金を増やそうとし続ける)という主張があります。
面白い表現になりますが「お金は無限だが時間は有限である」とも言ってました。
お金は無限に稼げるが時間は誰にでも有限であるという意味で、時間の希少性への誤った認識を正す意味があるのですが、そんな訳ないだろうむしろ逆だろうという意見になると思います。自分も退職後は自由な時間がたくさん増えて、「時間の富裕層」と書いた事もあります。
それから2年近くたって『今の生活、時間ならいくらでもあるさ』と言う考え、時間でお金を買うような考え(行動)は、ちょっとまた違うのかもしれないという気もしています。
まとめ
目標金額を達成すれば利回りだけ生活できると言うのは4%ルール(トリニティスタディ)信仰があっての事で(この手の本によくある話)どこまでそれを信じられるか次第のところはあります。
むしろこの著者のユニークなところは(50歳ならまだしも)30歳で時間は有限でお金と同じくらい大切と思える事です。
地球は丸いけれど実質水平だと感じるのと同じくらい、30歳の時間感覚で言えば時間は実質無限でしょうから、なかなかそういう見方はしづらいと思います。最近の自分の気づきを重ねて、時間に対する認識を考えさせられました。
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