先日、「ライフプランコーチ」と言う未来(老後)シミュレーターを紹介した際にマネーフォワードMEにも「よそQ」という同様のものがあるという話をしましたが、最近「よそQ」とは別の新しいサービスが増えてました。
「おかねせんせい」と言うんですが、どうやら「おかねせんせい」は以前からあって「未来の資産」という将来予測的な機能が追加されたようです。
「未来の資産」で計算するのに必要な入力が必要な項目は5つ「年齢」「給与・支出」「貯金・資産運用」「子供」「老後」です
「貯金・資産運用」についてはマネーフォワードの数字がキャリーされているので(入力不要なのが)便利に感じました。ただ資産の想定運用利回りが(3%,5%,10%)の3択で(10%!)ちょっと現実離れ感もあります。
せっかくなので10%運用でシミュレーションしてみました…
当然(10%もあれば)老後も安泰ですが、こんな感じで資産推移が「見える化」されます。
老後の支出については別枠で「老後」項目に支出を想定する選択肢(ひかえめ・ふつう・ゆとり)から選ぶようになっています。それぞれ金額が設定されます。
ここだけでなく「老後の生活」については仮想シナリオが決まっているようです。(詳しい事は下記に書いてありますが)
具体的には、入力した「引退年齢」(上記グラフで言うと「65歳で引退」)まで積み立ててその翌年から年金受給し4%の定率引き出し75歳で運用停止、という想定でグラフ作成されてます。
あまり自由度はない一種の仮想シナリオとして見た方がよいかもしれませんし、現役世代の向けサービスとして想定されており、その世代に細かい老後の入力を今求める事は現実的でないという判断でこうなっているかもしれません。
「よそQ」の使い方
と言う事で、詳しく設定して資産がいつまで続くかをシミュレートするには、同じマネーフォワードで利用できる「よそQ」を選択した方が良いでしょう。
使い方ですが「かんたん設定」より「詳細設定」を使った方がいいのはもちろんですが「詳細設定」を使う際には案内(ステップ)に沿って入力するのでなく
- 支出だけを入力してしまう
- 利回りをゼロにして収入を入力する
- 住宅は入力しない方がいい(持ち家の場合)
の順番(前後させる)の方がいいかなと思います。
ステップ通りに入力した場合の表が分かりづらいのと、多少間違っていても(理解していなくても)グラフは自動的に作成されてしまうので、結果(お金が底をつかない)について納得感が得られくいです。
まずはいったんお金が底をついている状態(収入ゼロ・支出のみ入力)からはじめて、徐々に収入を設定し、利回りによって補強されるという順番でグラフが変わっていくのを見るのがオススメです。
住宅を入れない方がいいと言うのは持ち家の場合ですが、持ち家を入れるとそれだけで左端の金融資産に数字が入って増えてしまい、キャッシュがショートするかしないのかが分かりづらくなるからです。
不動産とあわせて資産の推移を見れる価値はありますが。あくまで金融資産が保つかどうかをまず確認するならあえて入れないようにした方が分かりやすいと言うのが個人的な感想です。
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