あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

30%の影響は2.5%くらい?

f:id:agura-huma:20210910204907j:plain

株での収入の税金が上がるかもという話があるみたいです。正直話半分で受け取ってるんですが、こういう機会に(早期リタイア無職生活の)税金について考える事は悪い事ではないので「もしも」として影響を計算してみました。

早期リタイア生活では所得に対して、所得税より控除額の少ない国民保険料・住民税へ影響をまず考える必要があります。

収入のどの部分が課税・計算対象になるかは以前書いた通りです。

agura-huma.hatenablog.com

計算対象となる所得(以下総所得とします)が(住民税の基礎控除)43万以下ならば影響ありません。この範囲なら税金が増えても(証券会社で)源泉徴収されていた分は確定申告すれば還付されます。

総所得が43万を越えたら、住民税を申告不要制度を利用します、住民税は源泉徴収されますが、国保保険料は総所得ゼロで計算されます。

この場合に(20%から30%)の税率変更が効いてきます。現在の所得税と住民税の比率(15%と5%)なので、住民税は今の5%から2.5%アップの7.5%になると想像できます。例えば配当所得が80万円あったとすれば2万円アップです。

(43万をちょっとだけ越えたら、この選択がトクかの話もありますが、そこまでは現時点ではしません、あくまで仮想の話です。)

 

一方所得税の方ですが、以前も書いたように早期退職してiDeCo運用している無職リタイア生活者は疑似NISA状態なので、影響はすくないはずです。

agura-huma.hatenablog.com

これは今年の確定申告の書類ですが、

f:id:agura-huma:20210910182532j:plain

だいたい160万くらいは所得控除があります。(来年は国保保険料が減った分20万くらい減ります)

この枠内での株式譲渡所得や配当所得の税金は還付されるので、へっぽこ個人投資家の自分は(これくらいあれば十分なので)影響はないでしょう。agura-huma.hatenablog.com

と言う事で株の源泉徴収の税金が仮に30%になった場合は2.5%程度の影響がありそうです。

iDeCoの拠出が終わった後は(控除額がなくなり)困りますが、今はそこまで真剣に心配するような話でないかなと思います。

 

⬇︎ブログランキング参加中です。
クリックして1票頂けると励みになります!⬇︎

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村