あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

45歳定年騒ぎから見える多面性と妥当性

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「45歳定年制」のニュース結構反響が大きいようです。例えば会社にとって45歳以上の社員はいなくても困らない存在、と言っているようにも受け取れ、色々な受け止め方があると思います。

自分も45歳くらいから早期退職を考え始めた事を思うと、覚悟を決めると言うか意識の切り替えを要求される年齢だとは思います。

www.jiji.com

先が見えてくる年齢

45歳くらいになると残りの会社員人生がだいたい先が見えてきます。それは例えばピーターの法則的な上限到達によるものだったり、

ja.wikipedia.org

スキルのレガシー化によるミスマッチ状態の発生だったりして、キャリアの終わりだったりもう昇給しないという未来が見えてきます。

 

今振り返ると、本当はもっと前に分かっている事ですが諦めがつくには時間がかかります。別の記事の話ですが「成仏する」という言い方もありました。

agura-huma.hatenablog.com

我が身を振り返る

技術職だった自分の場合を振り返ると、専門性を極める(希少価値化)か(マネージャーとして)縦社会で生き抜く決意とかがもっと前に必要でしたが、どっちつかずでした。もともと振り切らない性格でしたし、どちらもあまり興味がなかったと言う事もあります。

そんな中途半端な中高年の技術職と言うのは、コスパの悪いものです。同じことをするなら若い社員の方が安くて済みますし、さらにインド人やベトナム人の方がもっと安いです。

ただ基本60歳までは面倒をみてくれる会社だったので、ミスマッチからの職場内無職という事にはならず(年相応の)仕事はありました。ただ興味は薄いがそこそこ忙しい状態と言うのはそれはそれで問題でした。

リセットすれば消える悩み

こういう状況の打開策として「いざとなったら辞める」というのは今思い返してみてもグッドアイデアだったと思います。後先は別として会社員としての悩みは会社員で無くなれば解消します。

そういう意味では45歳定年制が出てくる背景は理解できます。問題はその後どんな仕事をしたらいいかです。自分も退職しっぱなしで仕事については思いつけてません。45歳定年の反対意見も、転職が簡単ではないからでしょう。

45歳定年に必要な事は

自分のケースは会社は60歳(65歳)まで面倒は見るよと言ってくれていたのに断った形ですが、45歳定年になれば、45歳までしか面倒をみない事ですから、その場合は給料のピークもそれに合わせて変更してほしいところです。若いころコスパよく働いたのは年をとってから辻褄があう前提でしたから、退職金とか給料のピークの年齢とかちゃんとしてほしいと思います。

そういう意味では60歳定年の会社を早期退職するとちょっと損している気もしますが、別に後悔はしていません。

 

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