米国株は停滞気味の中日経平均が急上昇、そこに恒大集団騒ぎで水を差された感じの９月でしたが、いつものように月末最後の金曜日でのロボアド運用成績を確認しておきます。
日経平均が急上昇…
先月末のこのロボアド確認記事では
これも米国株投資環境が整えられたおかげです。もしそうじゃなくて代わりに日経225投資をやっていたらリタイア生活が精神的にヤバい事になっていたでしょう。
な事を言っていたら今月の日経平均は３万円越え。上がって文句を言う人はいませんが、菅首相の辞任発表だけで３万円回復したわけで、こんな材料で上昇する市場をアテにはしたくないという気持ちもあります。
31年と言う長い停滞が自分の投資生活に与えた様々な悪影響を考えると、感慨が多少ありますが、こういうタイミングで起こるとは本当に意外でした。
いいタイミングで今月の成績確認ができた？
と言う事でロボアドに運用を任せている分の前月からの成績を確認してみます。
先月分はこちら
9/26での数字です。
日経平均は大きく上昇しましたが、バランス型投資のロボアド的にはヨコヨコでした。毎月高値更新をしていたWealthNaviも今月はマイナス（誤差の範囲） でした。
これをやって見たかった
今月こんな記事を書きました。投資商品一定期間のリターンから将来の期待リターン（複利計算用）を計算するというものです。
一度も追加投資をしていないダイワファンドラップは４年で25％のリターンでした。このパフォーマンスを複利年率換算すると約5.74％です。仮にこのペースで（複利）運用できれば10年後には元本あわせ174％になります。 同じく４年間で40％のリターンを上げている（実質一括の）WealthNaviの場合は年利8.78％、10年後元本あわせて232％でした。
逃げ切り計算の錯覚は修正したものの（期間リターンから期待リターンを導く） - あぐらのSoloZakki
要するに、ここ４年ちょっとのダイワファンドラップの期待利回りは5.74%で、WealthNaviの方は8.78%だったという事です。
話は変わってロボアドへは手数料1.0%払っている事が有名です。（この手数料は忙しい人や投資に詳しく無い人が、時間をかける代わりに払う代行料としてはアリだと考えますがそれはさておき）
この期待利回りが分かる事で、1%の手数料が投資成績にどれくらい効いてくるのか確認できます。よくある複利計算で、それぞれの期待利回りに１％足すだけです。
ダイワファンドラップ 5.74%→6.74%で４年間、29.81%(4%プラス)、WealthNavi 8.78％→9.78%。45.24%(5%プラス)
４年間だけで計算して、手数料分（％）利回りが下がったというちょっと乱暴な試算ですが、１％を４年で４％くらいというそれなりに結果になっています。
手数料を払わなければ、もっとパフォーマンスを上げられたのか？代行してもらわなければこのパフォーマンスですらなかったのかは何とも言えません。
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