昨日紹介した厚切りジェイソンの記事、その中に「最近気になるニュースは何か？」という箇所があったんですが、それに対する答えの話、目にしたのは今週３回めの事でした。
その答えと言うのは「ブロックチェーンを利用したNFT市場の拡大」でした。
二度あることは三度ある
ちょっと前のニュースで世界最初のツイートに3億円の値がついた話がありましたが、単純に色々バブルだなという感想しか持ちませんでした。ちょっとだけその唯一性を担保する根拠はなんだろうという素朴な疑問があったのですが、深く考えずそのまま流していました。
それがNFTだったわけです。まず「モーサテ」のコーナーで見かけました。
NFTと言うのは「非代替性トークン」の略称なんですが
ブロックチェーン技術を用いて、複製改ざんを限りなく不可能にしたデジタル資産および、その制作者や所有者などを特定・明示する認証技術を含む総称。デジタルデータの価値をリアルなもののように保全できる次世代技術だ。
こちらは今週の週刊SPAの特集からの引用になります。
簡単に言えば、デジタルアートでもリアルな古書・絵画と同じように署名・落款ができるようになり唯一性を付加できる事になったわけです。
モーサテの方はこの技術、誰でも見れる物にどうして値段が付くのかということについて「コレクター心理」「仮想通貨ホルダーの使いみち」「クリエイターに対する応援意識」の三つの要素あげてました。
欲望のダイナミズム
番組でも言ってましたけど、正直仮想通貨バブルが引き起こした新しい仮想通貨の使い道としての技術なのかなと思いますが、これまで商品としての流通性がなかったモノを流通させてお金儲けをしようとする人間の欲深さのエネルギーに興味を唆られます。これまでも歴史を動かしてきたのは「理屈ではなくエネルギー」だと思いますし。
まずは仮想通貨ホルダーやデジタルアーティストだったら現実感のある商機でしょうが、自分はどちらでもないので直接関係ありません。
またNFTプラットフォームと言うバーチャルな商空間での技術が一般生活に波及するまでには、もうひとひねりと多少の時間を要するとは思いますが、情報のデジタル化、ブロックチェーン技術、これまで存在しなかった価値を発生させる（そしてお金が絡む）というのは21世紀の王道的な変化の要素が色々と詰まっている新技術だと思うので色々な分野を巻き込んでいきそうな可能性を感じました。
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