あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

FIRE特集記事が増える大前提

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最近はFIRE特集記事が多いですね、と書く事が多いですがいろんな切り口で語ってもらう自分なりのアレンジのヒントになります。今月のダイヤモンドZAIの連載マンガ「恋する株式相場」でFIREを扱っていました。

 FIREを目指すコツ

エピソードタイトルは「今注目のFIREを目指す心得」とあり、マンガでFIREについて広く分かりやすく理解できます。

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具体的な実践方法として「FIREを実現する具体的なコツ」として、ポイントを五つにまとめてありました。内容は転記しないですが、どれも実行のハードルは低く容易に実行できそうなものばかりです。日本風のアレンジも加味されていました。

 

自分もそこに書かれていた事を同じような事をしてきました。そんなコツの一つに「集中投資をする」のがあったのですが、これは(自分は)やってません、リスクを取って一気に勝負するという事はやれない人間なので。(やはりこの項目だけは、脚注があって集中投資は高リスクと注意書きがありました)

現在は米国株投信を重点的に積み立てていますが、このレベルを集中と言っていいかどうかは分かりませんが、一括買いする度胸はないけれど積み立てならば右肩下がりでなければ助かるという理由によるものです。

agura-huma.hatenablog.com

 

FIREを目指す人間に必要な事

今回は株式投資専門誌のマンガ上のFIREの特集でしたが、思ったよりも投資に対してニュートラルな立場でFIRE実現方法を解説しています。

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このあたりは有名なFIRE本「FIRE 最強の早期リタイア術」のオプティマイザーは専業投資家ほどの知識を必要としないというところに通じるものがあります。

agura-huma.hatenablog.com

 

ただですね、「13年前から毎年120万でApple株を買っていて(7480万円になり)FIREした主人公の同期がFIREを語る」という設定だったので、これだと普段から株研究に明け暮れてるか、幸運じゃないとFIREできない印象になりますから、こういう風に語ってバランスを取らせているのかもしれません…。

 

FIRE特集記事が増える大前提

 最近(ここ数週間)はFIRE特集記事を本当に良く見かけますが、やはり「会社をやめて好きな事をして生きたい」持つ人がそれだけ多い事と、もうひとつの大前提は、ぶっちゃけ株の調子がいい事です。ここで言えばアメリカ株の調子がいい事です。

「別に倹約してお金を貯める」でも早期リタイアするのは可能ですが、それだけでここまで話題になる事はないでしょう。投資でお金が殖える事が本当らしく思える状態が発生しているからだと思います。例えば昨年の急落後の状態が続いていれば投資でお金を殖やしてFIREをすると言う話は信憑性を欠いたはずです。

 

倹約方法にしろ投信買いにしろFIREの実現のアプローチは、個別株で大きく儲ける事に比べたらハードルは低く、再現性の高い方法だと思います。あくまでここ10年株が上昇したからの結果です。 なのでこの先も続くかどうかです。

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ここ10年多くの投資参加者が成功体験を積んでいる訳ですが、自分の投資経験で言うと、2008年から2013年までは本当にぱっとしませんでした。

2008年ごろ、内藤忍さんの「資産設計塾」を読んで、ポートフォリオを組んで運用するという概念を知り、SMTグローバル株式ファンドとニッセイ外国債券インデックスを積み立て始めしたが、5年間ぐらいは鳴かず飛ばずな感じでした。それが2013年に入って報われました。

agura-huma.hatenablog.com

アメリカでFIREを実現した人からすれば米国株は今後も(実際それまでそうでしたから)上がり続けると思いやすいでしょう。失敗体験と成功体験を両方していると素直に今後もうまくいくとはなかなか思えないものです。

と言う意味では、今はその2つの投信は持ってません。その後の何度かあった調整局面で利確してしまったからです。結果論から言うともっとプラスになったのにという意味では失敗でした。リタイア資金を確保したという意味では良かったと思います。

 

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