先日、前に住んでいたマンションの近くを通りかかる事があり、とある事を思い出しました。
以前書いた事がありますが、今住んでいるマンションを購入する前に「マンション生活を体験しておきたい」と賃貸に出している分譲マンションを借りていた時期がありました。実際に住んでみて何か分かった事があるかという話ですが、こんな事がありました。
そのマンションは南東向きで建物の前の土地は駐車場でした。その駐車場の地主は別の会社です。それがある時駐車場を閉鎖して賃貸アパートが建つという話になりました。
持ち家リスクは周囲の環境変化
それまで何も無かったところに建物が立つ事になり、がらりと景観が変わるわけです。その事で管理組合で動きがあったようで(賃貸で住んでいる)自分のところにも状況を知らせる内容のお知らせが届きました。
実際に大きな影響があったのは1階や2階の人で完全に目隠し状態になったようです。アパートを建てる側に申し出をする事になったようですが、差し止めができる訳もなく結局建物は建ちました。いちおうアパート側からマンション側が覗けないような目隠し措置をする話にはなったようです。
窓を開けたら別のアパートの建物がある部屋を手放すのはかなり大変だと思います。窓からの眺めが良くてもそれがいつまでも続くとは限らない事を学びました。
ちなみに今住んでるマンションのベランダ側の前の土地は一軒家で今の所開けた景色が広がっています。色々な立地条件から新しいマンションが建つ可能性は低そうですが、アパートマンションが建ちやすい地域なので絶対とは言い切れません。
どちらの不確実性を選ぶか
これはすぐに引っ越す事ができない持ち家デメリットの一つですが、できる限り流通性がありそうな物件を選ぶようにしてリスクを受け入れつつも、それでも賃貸の場合の老後の更新問題を抱えるよりはいいかなという判断です。どちらも不確実性ですが、持ち家の不確実性の方を選びました。
賃貸の不確実性を気にする気持ちは、旅行のときに事前に宿を予約しておくかに似ているかなと思います。
ホテルを予約しなくても、きっと探せば見つかるんでしょうし、その方が自由度があって柔軟でスマートな感じもします。ただ実際ホテルを予約する人は一定数いますし、万が一見つからないかもしれない心配を抱えずに済みます。安心感を優先させる感じでしょうか。
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