週刊朝日の年金特集で「WPP」という年金繰り下げの手法?を紹介していたのですが、これが、この間書いた早期リタイア生活のiDeCoの最適化の話に似ているなと思いました。
記事の内容は、年金受給開始年齢になっても、しばらく有期個人年金や貯金で生活して、年金受給を遅らせる(=受け取り年金を増やそう)という話でした。
「WPP」と検索してもこのニュースしか見つからないし、年金繰り下げしてる人は1%くらいしかいないという調査結果もありますから、情報のインパクトとしてはどうかと思いますが、「iDeCoを年金化した場合の保険税負担が心配」という記事に年金受給を遅らせればいいというコメントをもらいましたが、それと結果的には似ているなという点で印象に残りました。
年金繰下げをするともったいない感(国の思うつぼ)が生まれますが、それはさておいて、差し引き計算(受け取り総額)で本当に得なのかという気持ちもあります。
このシリーズの記事では、こんな最近の年金の受け取り方の選択肢の多さを「年金パズル」と表現してました。
言いえて妙な感じです。こういうシミュレーションは、一度やってもしばらくすると忘れてしまいますが、内容は忘れても、思考経路だけでも覚えておきます。
(思考経路その1)まずは年金受給を遅らせると受け取り総額の損益分岐点が気になります。その手のリンクはこれで
パズル化を促進するような事を言えば、国民年金(厚生年金)だけ繰り下げとか、(繰り下げはせず)後から一括請求という選択肢もあります。
(次の思考経路2)繰り下げで年金が増えると住民税や社会保険料が増えるのではという考えも浮かびます。保険料の求め方を調べます。
住民税の方は、こちらのサイトが詳しいです。
このブックマークの多さが頷ける情報量の記事でした。神奈川県の住民税はほんのわずか他県よりも高い事を知りました。
(思考経路3)と言う事は、繰り下げによる損益分岐点の調査はこの税金や社会保険料を加味した手取りで比較必要があります。
とりあえず考え方をなぞっただけで、リンク先に書いてある事を完全に理解できていないんですが、まだ先の話なのでこれで十分かと思います。
退職当初、国民健康保険料の計算の仕方がほとんどわからず説明を読んでもよくわからなかったのですが2年経ってかなり理解が深まりました。だから最初はわからなくてもちょっとずつ分かっていく同じ事をこの年金パズルにも期待して、今から見ておけば後からもっといい判断ができるかなと思います。
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