Yahooニュースの記事で厚切りジェイソンのFIRE達成記事がありました。定義からするとFIREしていないだろうというツッコミしたくなりますが、FIREのやり方を紹介する上では適当な人選だなと思います。
記事に書いてあった実践内容を絞ると2つ
・2年分の生活費を残して全部投資
・徹底した節約家(いわゆるドケチ)
でしたが、FIRE達成の基本を極めている生きた見本?と言っていいと思います。しつこいですがFIREはしてないんですが...。
お金を使う事にシビアでありつつも余ったお金を投資に全部突っ込む、これはなかなか両立しない事だと思います。そこには投資には出費以上の対価が得られるという価値観があるわけですが、
たとえば、アメリカの企業500社ほどで構成されている『S&P500』のインデックスファンドの場合、この20年間、年間利回りが6%を下回ったことがないんですよ。
こんな国で生まれ育てば、そういう信念が生まれるのも納得がいきます(お国柄の違い)
緩くても早期リタイアできた理由
そう考えてみると自分は倹約も投資も結構緩いなと思います。それでもこうして早期リタイアができているわけですが、理由のひとつめはやはり時代に恵まれた事でしょう。
自分の30代から40代のころは投資で儲ける=個別株投資で儲けるか、FXで儲ける、属人性の高いイメージでしたが、最近は誰でも(投資コストの低下で)S&P500インデックス投資でリターンを得る事ができるようになりました。
またデフレから抜け出せない社会でしたし、フリー経済モデルが広がり、以前より低い生活費で問題なく暮らせる社会になった事もそうです。
同じ意味で、情報入手コストが下がった事もそうでしょう、倹約情報はネットにあふれていますし、常識レベルの固定費削減は誰でもできるようになり、自分もケチの真似事が可能になりました。
人とは違う点と節約主義の限界
という感じで時代の恩恵で早期リタイアした部分が多いと思っていますが、人とちょっと違う点をあげれば、情報入手にお金をかける事をもったいないとは思わなかった事でしょうか、よくdマガジンの話をしますが、ただ人に勧めても反応が良かった試しはありません。
最初に(厚切りジェイソンは)投資には投資金額以上の対価があると思っているから全部突っ込めるんだと書きました。自分にとってもサブスク出費は同じ事で相応の対価があると思っているわけです。節約主義の限界は、同じ出費でもその意味(金額換算対価の数字)が使う人にとって違うモノが存在する事だと思います。
売らなければ税金はかからない。(確かにその通りですが)
最後はやはり年齢(若くなかった事)ですね。早期リタイア成立条件は、結局は働かない間の生活費を用意する事ですから、年をとればとるほど少なくて済むって事です。
最後は余談ですが、昨日長期投資をいつまでするかの話をしました。
それについても、こんな事を言ってました。
大事なのは長期で持つこと。僕は、一度買ったら一生売らないつもり。売らなければ税金も手数料も不要だし、投資は放っておくのがいちばんです
確かに一生売らなければ確かに税金も手数料も発生しなくて、色々といいですが、やっぱり意味がわからないです…。
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