最近見かけたFIREを紹介するネット記事、「FIRE実現のための必要な金額がわかる計算式」というタイトルでした。
必要な計算式? まさか1年あたりの必要な生活費×25とか言うんじゃないかと思ったらその通りでした(笑)
早期リタイアブーム到来"FIRE"実現のために必要な金額がわかる計算式(プレジデントオンライン)のコメント一覧 - Yahoo!ニュース
誰が話しても同じ?
ちょっと肩透かしをくらった感じでしたが、Yahooニュースのコメント欄にはそういう突っ込みはなく、こういう記事もありなんだという認識のギャップみたいなものを感じました。
別の見方をすれば、FIRE理論の特長はシンプル過ぎて、説明をわかりにくくするのが難しいくらいで、このシンプルさ故に支持が広まった理由だと思います(加えて米国株が好調だからですが)複雑すぎたり人によって言う事が違うと取り組もうという人は増えないでしょう(=ブームにならない)やれそうに見える事(再現性の高さ)は大切です。
さらに早期リタイア検討者にとって一番知りたいのは「いくら必要か?」なので、
その問いかけにも、ずばりと答えてくれている明快さも大きいでしょう。
気になる点といえば
と言う事で、分かりやすく短く説明できてしまうFIREのやり方の話、逆にこれ以上話が膨らむんだろうか?という気もしますが、引っかかる点があるとすれば時間がかかる事でしょうか。
地道なインデックス投資だけだと20年近くかかります。
FIREを目指して20年近く倹約とインデックス投資を続けるのはかなり長い感じがします。ある意味最近ニュースになった17年セミのイメージです。
これだけ長いと途中で宗旨替えする(やめる)人が出る事も想像できます。そう言った意味で、次のテーマはいかに加速させるか?という事になるんじゃないかなと勝手に思います。
ただFIREに限らず、可処分所得を増やす方法が簡単に見つかるなら苦労はありません。
いわゆるうまい話の類です。
お金を使わずにやれること
そういう意味でお金を使わず済む事で、その効果を定量的に示す事は難しいですが、自分の事を振り返るとやはり、テレビを見ない事とかですかね。(これも有名ですが)
テレビを見ないようにして空き時間を作るのは意味があった気がします。ただ最近はテレビ離れが進み、普段からテレビを見ていない人も多いかもしれませんが…。
要するに惰性でやっている事をやめて、重要でなくて緊急でもない事をやめて、そうやってできた時間に何をするかを自分で考える事が目的です。
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