FIREする人が増えるとその実現方法もひと括りにはできなくなるだろうという記事を先日書きましたが、そんな色々な「FIRE達成法」の分類&ダメ出し記事を見かけました。
記事中の4つの道筋(想定されるFIRE生活)は以下の通り(注:意訳です)
・一攫千金でFIRE
・4%ルールでFIRE
・節約田舎生活でFIRE
・好きな仕事だけをするサイドFIRE
各FIRE実現法の懸念点
この記事はFIRE達成方法を4つあげると言うていですが、実はそのうち3つにはダメ出しをして、1つを推す構成になっています。
一番目の一攫千金でFIREというアプローチ、個人的には方法としてカウントした事はありません。
ただ、このパターンは、普通の人には真似できません。
と当然のように否定。
二番目の4%ルールへのダメ出しは、4%程度の利回り(商品)の存在は認めつつもそのリスク面からダメ出ししています。
そのようにリスクのある運用をしながら、年率4%のリターンを得ることを当てにするFIREは、かなり危ういFIREと言わざるを得ません。
個人的には4%ルールのウィークポイントは過去の実績を根拠にしている点だと思いますが、この記事では運用対象を米国株インデックス投信ではなく個別株で想定にしているようなので、確かにちょっと危険そうです。
三番目の田舎節約生活型についてはそういう生活の(我慢・辛抱の)継続性を疑っていました。
という具合に3つについてはその懸念点を上げて、4つめの好きな仕事をしつつ、それだけでは足りない分(お金)を貯金で補うようなFIREを推してます。
このFIRE実現方法は、以前ちょっとやってみたFIREの分類で言えば
- サイドFIRE、正統セミリタイア系(省労働・社会との接点も確保)
で仕事を「自分の好きな事」にするという縛りがあるようなものでしょう。
「やりたい事」の見つけ方
セミリタイアでの仕事を労働時間(条件)や労働強度でなく、前からやりたかった事にするというFIREの前提条件は「やりたい事」がある事です。
「やりたい事」が無くて、それを見つけるアプローチついては色々あると思いますが、個人的に思い浮かんだのはこの本です。
中田敦彦さんや岡田斗司夫さんの動画で紹介されています。
この本では、やりたい事を見つけるための方法(一見何の関係のなさそうな行動)が具体的に書かれているんですが、かなり指示される内容も時間もボリュームがあって、すぐに実行に移すためには精神的なハードルの高さを感じます。
「好きな事を仕事にするサイドFIRE」興味はありますが、今のところは現状に不満や飽きも無いので、新たな行動を起こす局面ではなさげです。
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