はじめての投資というと2003年ころ、大和証券にインターネット証券口座を開いた頃です。個別株投資スタートしました。いきなりこんな事を書き出しのは、トウシルの記事で「50~60代で買ってはいけない金融商品」の記事があったからです。
で、そのはじめての投資は、当然と言うか失敗に終わったわけですが、意味はあったと思います。使い古された表現ですが授業料です。ただどの会社を買ったのか全く思い出せません。(それも失敗の原因のひとつかもしれません)
自分は大丈夫と思いやすい
そういう痛い目には遭ってきたつもりなので、今回の「買ってはいけない記事」を読まなくても済むはずと思いつつ、ここでも引用した「うぬぼれの強い人間がトレードには集まる」という言葉を思い出し、「自分は大丈夫意識」は良くないと思い
やっぱり読んでおこうと思いました。
この記事では高リスクや高コストなどすぐに思いつくものから、仕組みの複雑なもの、換金が難しいと言った別の観点のもの、そして安定した高配当を約束する(ポンジ・スキーム)の5つが「買ってはいけない金融商品」をして紹介されていました。
保障(約束)に弱い心理
最後の「安定した高配当を約束するもの」は、金融商品と言うよりは、ポンジスキームの名前で有名です。いきなり騙すのではなくある程度は配当を出す詐欺手法の事です。
この5つ商品以外でも、この記事を思い出しました。
基準価格を保障する(基準価格になると償還になる)アクティブファンドが、基準価格が下がって償還になった事で、手数料分だけ出資者が損をして、証券会社はきちんと利益を得た構図が問題視された話ですが、これも保障と言う言葉に弱い人間の心理をついた買ってはいけないに含まれるのではと思います。
リスク許容度は目に見えず、人によって違う
記事のテーマとは離れますが、記事の導入部にあったこの部分が気になりました。
ただ、少額ずつ、長期的に積み立てしながら投資をする、王道と言われている資産形成のやり方は、もう少し若いうちならいいようですが、シニア世代となった自分にも当てはまるのか疑問です。
投資デビューではないものの、自分も退職してから積立投資をしてます。結果論では(一括投資でなかった分)儲け損なったかもしれませんが、リスクとの向き合い方としては合っていたと思います。
よく自分のリスク許容度にあわせた資産配分と言われますが、自分がどれくらいまでリスク資産を持って平気かは買ってみないと分からないものです。
積立投資はちょっとずつリスクが増えていくという意味で、別に何歳からはじめてもいいと思います。
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