あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

「Xデー」とほったらかし投資家の正常性バイアス

f:id:agura-huma:20220220105649j:plain

今日で北京オリンピックも終わりです。と言う事は、来週中にはウクライナ侵攻リスクが現実にものになるかもしれません。バイデン大統領が(ロシアが)ウクライナ侵攻を決断したと発表というニュースも見ました。

この発言には色々な含みがあるのを差し引いても、先週よりもリアリティを感じています。

www.bloomberg.co.jp

ただ実際に起こったとしても、それがどんな影響を与えるのかは(株価を含めて)分からないところもあります。

株の格言に「噂で買って事実で売る」と言うのがありますが、今回は「噂で売って事実で買う」…とは、さすがにならないでしょう(苦笑)。

 

下げ相場で立ち回れた経験はない

ただこれほど事前に分かっていた株価リスクはなかった気がします。個人的には昨年の暮れから心配はしていましたが、結局たいした準備はできていません。

agura-huma.hatenablog.com

○○ショックと呼ばれる株価の下落はコロナ・ショックが記憶に新しいですが、ギリシア・ショックとかチャイナ・ショックとかブレグジットとかトランプ当選とかありました。

そういう大きな下げの時に先物を売るとかつなぎ売りをするとか、タイミングを見計らってうまく立ち回れた記憶がありません。そういうフットワークで資産を増やせない事はよく分かっています。

どちらかと言えば、下げた時に現物株買う方がはるかに勝率がいいです。確実な戦略は下がってから買うくらいです。そういう意味では1月末に既に高くなっていた「金」もほとんど買えてません。

agura-huma.hatenablog.com

今すぐできる事と言えば「貸株」の貸株振替の比率を増やしておく事ぐらいでしょうか。

 

長期投資は助かってきた

もともと長期投資視点の「インデックス投資」は(下げても)何もしなくてもいいと言われてます。いわゆる「ほったらかし」でいいと言う考えです。

 

ただこの理屈の根拠は、後から振り返ってみるプラスになっていたという過去のデータを前提としてます。「結果論」的要素もあって、別の見方をすれば「正常性バイアス」に似ています。

正常バイアスは、異常なことが起こった時に「大したことじゃない」と落ち着こうとする心の安定機能のようなもの。 日常生活では、不安や心配を減らす役割があります。 しかし、緊急事態では逃げ遅れなど、危険に巻き込まれる原因にもなります。

これまでも大丈夫だったから今度も大丈夫です。という理論です。

 

ここまで見えているリスクに対する対処

そして、これは想定外の出来事があっても気にするな的な意味で、ここまで数ヶ月前から分かっている事に対しては、何かできる事があるんじゃないかという気持ちになり、なかなか腹が座らない部分もあります。何かあるなら冬のうちと言う話も聞くので、そろそろはっきりするでしょう。

 

⬇︎ブログランキング参加中です。
クリックして1票頂けると励みになります!⬇︎

にほんブログ村 ライフスタイルブログ セミリタイア生活へ
にほんブログ村