退職金運用して失敗という話、よくある末路系?老後のネット記事としては見かけますが、最近の投資ブームを考えると半信半疑な気もします。
それだけ急にインデックス投信が身近になったという事なんでしょう。
身近な退職金運用病
と言う自分の父も、退職後から株を始めて大損していました。
その中のいくつかの塩漬け株を相続しました。
確かに退職すると株を始めたくなるって言うのは事実です。
自分の父の場合は、退職金運用病で損をした典型例だとも言えますが、その当時(2000年前後?)運用と言えば日本株の個別投資でしかなく、日本株は長期低迷中、投資初心者にはハードルが高すぎました。さらに手数料も今よりはるかに割高でした。
自分も個別株で損を重ねていた時期と重なります。
退職する前からの運用が大切
ただそういう痛い目をあった事は自分の退職金運用に役立っています。やはり退職する前からの投資経験は大切です。さらに安い投信に投資できるようになった事が大きいです。
また退職金と言えば、退職金特別定期が有名ですが、これも経験済みです。
営業ツールと分かっている退職金定期を申し込むのにはそれなりの覚悟?が必要ですが、特に面倒な事はなかったですし、今も口座は持ってます。
ただ担当次第のところがあると思うので、個人的な経験で一般論を語っちゃいけないケースの一つだとは思います。
また早期リタイアで退職金を得た退職者と言うのは、銀行側からすれば想定してない客かと思うので、適当なマニュアルがないのかもしれません。
その他に運用を開始したのは
- 楽ラップ
- マネラップ(現オンコンパス)
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
- eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
ラップ系はキャンペーン目当てで一括投資(一度きり)
eMaxisについてはバランス型4:新興国株式1の積立比率です。emaxisについては今のトレンドからするとずれてますが、米国株式投信については退職前から積立てたので、分散志向がありました。
退職金運用病から運用して退職金を作る時代
FIREムーブメントがどれくらい影響しているかはともかく、投資の裾野が広がっているのが数字に現れています。
退職してから運用するのでなく、入社したら運用する時代へと変わっていくんでしょう。
そう言えば企業年金も確定拠出型へ変わっていく流れです。
入社直後から運用を体験できる世代が広がると、投資未経験退職サラリーマンなんてのは減っていき、退職金運用病なんて言葉も死語になっていくんでしょう。
早期リタイアしてから、退職前から投資経験があって良かった実感してますから、これくらいから早く投信運用を初めてたら将来どうなるのか好奇心が湧きます。
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