最近また為替が動き出して130円が間近に近づいてきています。そんな円安の身近な影響として、ウェルスナビの評価額がとうとう目標金額を超えました。予定運用期間10年のところの5年目の事です。
ウェルスナビの目標額とは
ただこの目標金額は初期設定時に決めたようなのですが、ほとんど設定時の記憶がありません。
「目標金額」を設定します。必要な老後資金のうち、WealthNaviを使って備えたい金額の割合を目標金額として設定できます。「全部」または「一部」を選択してください。
おそらく運用期間と投資金額をもとに何らかの計算で割り出された額でしょうから、10年で到達するはずだったと考えると、かなり早いペースだったと思います。
これまでの推移と分かること
円建てだと評価額の推移はこんな感じで、右肩上がりです。現時点での含み益率は約56%になってます。
この図では目標金額は良く見えませんが¥3460,000です。淡い水色で塗られた部分がこれまでの入金額です。感覚で入金?(積立してない)で直線的です。
一方ドル建ての推移は、最近下がり気味です。
こちら(ドル換算)の含み益は約34%、円換算とドル換算の評価益差は22%です。さらに円安が進めば、含み益の半分は円安のおかげという事になります。辛口表現すれば、為替で水増しされた目標達成です。
目標金額の下に書かれている数字「達成確率」の方は(目標金額に到達しているのに)72%です。運用期間としては、あと5年あるのを考慮しているのかなと思います。
一括投資が良かった
ウェルスナビの評価額の為替差が22%あると書きましたが、同じような時期に始めたTHEOの方は円換算とドル換算の含み益の差は約16%でした。
この差は積立設定の有無でしょう。(THEOは毎月1万円ずつ積立しています)今回の目標額達成、ウェルスナビの運用のおかげだけでなく、ドルが安い時期に投資した差もあるでしょう。
ドル・円比較のメリット
最近の円安の恩恵があるのは、ウェルスナビに限った事ではなく、外国資産の円建て全般に及びますが、ウェルスナビのように円建・ドル建の両方が見える事で、大きくなりがちな気持ちを冷ましてくれます。
ウェルスナビでは評価益だけでなく、他のお金も見える化されています。
これまで払った手数料が約10万とかかってますが、こういうマイナスイメージを感じさせる部分を隠さないのもプラスイメージです。(贔屓目です)
円安の含み益をどう考えるか?
年明け早々に含み益を5割突破した時は、一時的なものかと思ってましたが、その後も株価は振るわなくても、現時点で55%を越えてきました。
逆(円高)じゃなくて本当に良かったなと思いますが、これも円安によって底上げ(水増し)された資産増なので(喜び方)受け止めは難しいです。
もちろん売却(円転)すればすっきりしますが、ファンダメンタルで考えればこの先も円安が進みそうですし、円転も躊躇します。一方でファンダメンタルだけで動くほど為替が単純でない事は身に染みてるので、さすがにこのあたりピークアウトもあるかなと言う気持ちも湧いてきており、スッキリしません。
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