先月山口県で起きた誤送金のニュース、今も話題になってますが、最初のころは町議会の議長が「打つ手ない」とか他人事感丸出しの事を言っている記事で、悪い意味で印象的でした。
これがもし自分のお金だったら「打つ手ない」なんて言ったでしょうか?って話です。
リスクを負わない人が意思決定する危険
こういう「人のお金」を使う事で発生する構造的な問題を「エージェント問題」とも言うそうですが、
行政の失敗のリスクを実際に負うのが納税者と言うズレ、実際のリスクを負わないものが意思決定する危険について書かれた本の要約動画の事を思い出しました。
実際のリスクを負う人と意思決定している人が違うケース、今の日本にはたくさんあります…。ゼロ金利政策、少子高齢化対策、コロナワクチン接種など。温暖化対策なんかも意思決定した人が結果責任を負わなくて済む例でしょう。
身銭を切らないと本気にならない
この本は「身銭を切らない人」への批判だけでなく、逆に「身銭を切る」事の重要さを伝えています。リスクを取る事で本気になれる、身銭を切る事で退屈な事が退屈でなくなるという主張です。例えば日常が退屈なのは、無料なものにしか手を出していないからだと言うわけです。
無料な事は適当になっている事実
確かに一ヶ月無料の動画配信を案外利用しないのは「無料」だから「身銭を切っていない」からだと考えると納得できます。安いから使っているという理由のサブスクも、リ同じ事が言える気もします。
早期リタイアという選択の尊さ
この本には自由を得るためには「身銭を切るべき」と言う事も書かれてて、まさに「早期リタイア」ドンピシャなんですが、退屈しない人生、価値のある人生を過ごすコツがリスクを取る事だとしたら、大きめのリスクを取っている早期リタイアと言うのは、結構いい線いっているんじゃないかと思います。
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