昨晩のダウはとうとう30,000ドル割れ、FOMC直後の株高の方が不思議だった自分からすれば、遅かれ早かれかと思っていたのですが、円高になってたのは、ちょっと意外でした。ネガティブサプライズです。
世界中で金融引締
どうやら「スイスの利上げ」が日銀の利上げを連想させたようで、ダウの30,000ドル割れも、FOMCよりもスイスの利上げの方が原因だったようです。
ここ数日の利上げの流れを、今朝の「日経モーニングプラスFT」では「利上げドミノ」と表現していました。
予想外の利上げにスイスが踏み切った事で、緩和継続と見られている日銀にも同じ心配をする(疑心暗鬼)のは納得できます。
政策修正(円高)になるとちょっとまずい
個人的には、株安だけでなく円高となると話はちょっと目論見が狂います。株安による資産減も、円安のおかげで何とかなると昨日書いたばかりです。
実際CPIショックでどれくらい資産が減ったか、マネーフォワードで(外国株の多い)投資信託の残高を今朝確認してみました。
昨晩のダウ30,000ドル割れと円高を反映していない今朝の時点でこうです。わずか10日で景色が一変しました。これで円高になったら、さらにマイナスです。
金融政策決定会合の行方
と言う事で、日銀の金融政策決定会合の結果を注目してました。
こんなに注目するのは4年ぶりくらいです。
で、結果は…。
やはり政策修正はありませんでした。ただ為替の動きは激しかったです。
とりあえずは助かりました。
「FIREムーブメント」も一段落
ダウ3万ドル割れと言う事で、モーサテではダウのチャートも紹介してました。
この3万ドル割れで、2021年当初の状況に戻ったわけです。コロナ禍で始まった緩和相場の昨年の上昇分は、チャラ「行ってこい」となりました。円安分だけプラスの状況です。
今後も利上げが予想されている状態で、3万ドル割れが陰の極という感じはなさそうです。米国株高という「FIREムーブメント」に対する強い追い風もいったん止まった感じでしょうか。
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