FIREに関する情報は、経済的自立のためのTIPSみたいなものか、注意点(懸念)に関するものと2つがあって、今回はTIPSであり注意点でもあった記事「後悔するべきに知るべき5つのポイント」の中の2つをとりあげてみたいと思います。
この記事自体はその中のひとつめだけです。
この記事に人気があまりないなと思ったら、再掲載記事でした。
FIREをゴールとした場合のメリットと目的の軽さ
FIREの注意点1:FIREは手段。目的・ゴールではない
「手段であって目的(ゴール)でない」この言い回しよく聞きますが、うまい事言おうとしている言葉の一つに感じます。FIREをゴールにしてはいけないと言っても「会社を辞める」事のメリットって割と簡単に浮かびます。
まず自由な時間な増える事、そして、すべての悩みの根源である「人間関係」が無くなる事から得られるストレスフリーな生活
「すべての悩みは対人関係の悩みである」とアドラーは言った。 | 嫌われる勇気──自己啓発の源流「アドラー」の教え | ダイヤモンド・オンライン
さらに勝間和代さんが「デスクワークは命懸け」と揶揄するような、1日中座りっぱなしという不健康リスクからの脱出などがあります。
こういう事をゴールとしてはいけないという話ですが、一方で自分の場合、FIREの目的を軽くみている気持ちもあります。その理由についてですが、文中にこんな事も書かれていました。
FIRE=ちょっと早い余生でない場合
現実的にアーリーリタイアを考えている人からは、30代ではなく「定年よりも早めに退職するためにはどうすればいいか」という相談が多く寄せられています。
自分もこういう立場でした。「早期リタイア=定年より早く退職する」という意味合いが高いなら、言い方はアレですが、早期リタイア生活は広い意味で余生みたいなものでしょう。
別の言い方をすれば、もう数年もすれば定年退職した人です。そう言う場合のFIREに目的はいらないんじゃないかと言う話です。もう人生のロードマップも必要ないし「隣の芝生」(同年代の仕事)が気になる年齢でもありません。
かと言って「余生だと思っていない」場合は、目的を持ってFIREした方がいいと言っているわけではないです。もっと早くFIREしていた世界線のFIRE生活の事は想像できません。
ただ早期退職して3年ちょっと過ぎ、毎日がゆっくり過ぎるのを感じるようになりました。そう考えると、自分より長めのFIRE生活を送る人たちは、より時間を持て余すと言うか、長く感じるんじゃないか?とは思います。
と言う事で、FIRE後の生活、目的の意味は人それぞれ千差万別だとは思うけれど、FIREする(会社を辞める)事で、心身のデトックス(解毒)ができると言うのは、FIRE達成者が誰しも感じる共通性の高いメリットじゃないかと思うのでした。
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