最近は普通のニュースで為替相場を取り上げてますが、昨日はFRBの利上げ、日銀の利上げしない宣言による145円代突破がヘッドラインになるかと思いきや、政府・日銀の市場介入があっという間に上書きしてしまいました。目まぐるしい動きでした。24年ぶりと言う事ですが、1998年に何の記憶もありません。
投資記録目線で書いておくと、こんな動きでした。
確かに先週くらいから介入を匂わせていましたが、口先だけで実際に介入しないだろうと思っていました。
そういう意味では予想外の出来事でした。
ポジションで言えば円安は歓迎です。このポジションは米国投信を保有していると言う間接的に為替ポジションを持っている意味です。ただ今回の為替介入によって見えないドル円の防衛ラインができてしまうと多少、為替差益による株安ヘッジ状態には影響があるかもしれません。
間接的なポジションと書きましたが、厳密には直接的なポジションも持っています。ただ金額比で言えば少ないです。FXでドル円を2枚持っていました。
為替リスクが怖いけれど、この堅そうな円安トレンドにはちょっと参加したいというチキンな気持を表現しているポジションです。円安キャリー・トレードで勝負する気も、スワポ生活を目指す気もなく、ヘチマ水のようにちょっとずつスワポが貯まればいいと言う感じです(笑)
ですから、2枚くらいが分相応なんですが、米国のインフレは収まる兆しはなく、日米間の金利差はさらに広がりそうと言う(スワポも上昇しそう)最近の相場を見ると、もう1枚くらいポジションが欲しいなあ(3枚あれば月1万くらい)と、タイミングを考えてて、日銀の緩和維持表明と市場介入(あるなら)の後かなと思っていました。
今回条件が揃った訳ですが、高を括って介入表明後すぐに買ってみました。
うーん、介入は「焼け石に水」的なモノと言うのが一般的な見方(自分も同意)だったので、もっと安心感の出るポジションかになるかと思ってましたが、案外(円安に)戻らず、当初思っていたよりは微妙な感じです。(苦笑)