毎月最終金曜日に確認している保有している5つのロボアドの運用状況です。9月の最後の金曜日は月末と重なりました。先月のジャクソンホール会議のパウエル発言時点で今月はよくない気持の準備はしてました。
今月の売りの理由は見えない利下げ時期と景気後退懸念
連日年初来安値を更新してる今現在、先月の話なんかは無意味ですが、先月はこの程度の心配度でした。
モーサテでこんなアノマリーを紹介してました。と言うことを書きましたが
9/27朝にはダウとS&P500あわせて年初来安値更新となり、その後も安値更新
このアノマリーは嘘でした(苦笑)
2022年9月のロボアド確認
いつものロボアド運用状況を確認します。先月の状況はこちらです。
9/30時点での各ロボアドの評価損益です。
当然の如く全下げです。大きいものでは8%近く下げています。
為替ヘッジあり(円安メリットが無い)楽ラップはとうとう含み益2%を割り込みマイナス入りも視野に入ってきました。
ウェルスナビの含み益は4割ありますが、ドルベースでは10%を割れました。
つまり40%の含み益の大部分は為替差益です。
短期的には来月も下落が心配ですが、これだけ為替での乖離が広がると、長期的に見てもドルベースでの株高があっても円高になったらチャラと言う構造?です。為替にも左右される日本人の米国株・投信投信が長期的にどうなるかは興味深いです。
SBIラップは差別化できているか?
今年の4月末から始めたので別枠で記録しているSBIラップの運用状況です。
7月に初めてプラス化して、8月もプラス幅を少し増やしたものの
9月は、当然のようにマイナス落ちです。多少AIが違っていてもこの相場では仕方ないでしょう。
10月は事実で売られて下落するか?
この下落がどれくらい続くか?とりあえず30日もS&P500は年初来安値を更新したようです。
この記事にも書いてあるように、Apple株はここ10年くらい強い米国株投資のシンボル的存在でしたから、ムードは良くないですね。
市場では「FRBによるインフレ抑制に向けた仕事はまだ多く残っており、長期金利とドルの先高観が強い。米株相場を支えてきたアップルの連日の下げで市場心理が悪化し、ハイテク株売りが勢いづいた」
10月は決算発表があるので、悲観的に見れば、景気悪化懸念で売られていたのが、今度は事実売りとなるという想像もできます。さらに為替介入があった事で円安に微妙なブレーキがかかり、これまでのような円安差益が期待しづらいかもしれません。
今年に入ってのS&P500の下げは3四半期連続となり、13年ぶりの珍しい状況と言う事で、こういうのを聞くと(今後は)大丈夫そうにも思えます。
S&P500種、3四半期連続の下落へ-09年以来の最長下げ局面に(Bloomberg) - Yahoo!ニュース
ただ13年前は3期連続どころか6期連続で下げたそう…。
09年には、世界金融危機でS&P500種は6四半期連続で下落し、時価総額の48%を消失した。
ただ世界金融危機相当の事が起きても、ここから下げても後26%(それもドル建て)何とかなりそうな気もします。