あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

早期リタイア生活と「パーキンソンの法則」の働き方

早期リタイアすると時間を持て余すと言われる事がありますが、それほど感じてはいません。「感じない」の理由の一つは「パーキンソンの法則」が関係しているからと思っています。

パーキンソンの法則とは

仕事は、完成までに利用可能な時間を使い果たすように拡大していく

というもので、分かりやすく言えば「時間があればあるだけ使ってしまう」と言う事でしょうか、早期リタイア生活で言えば(ゴールがはっきりしない)趣味(作業)で、空き時間を使ってしまうから、ヒマを感じないという事になります。

ja.wikipedia.org

 

利用可能な時間を使い果たせる人の対処法

自分の場合は、ブログを書くのが特に当てはまってます。ブロクに使っている時間は、最初は朝の1、2時間だったものが、今は午前中を使ってます。午前中に特にやる事もないので、ブログにかける時間が伸びました。「午前中」と言う区切りがあるのは(昼がくれば)「昼食」と言う優先度の高いタスクが発生するからです。

もちろん4時間ぶっ通しブログを書いているわけもなく、半ば「ながら作業」です。だから時間ば倍になったからと言ってアウトプットは2倍にはなりません。

また「文章」はもともと「完成」の定義が曖昧ですし、ブログ自体も、デザインに凝るとか、写真を貼るとか、見栄えに手をかければ「作業を増やす」事に向いています。今のブログ運営に確固たる指針(ゴール)が無い(例えば、見栄えに手をかけないブログにするという方針)のも、作業を増やしてしまう理由でしょう。

 

このような時間がある限り時間を使ってしまう傾向は、今の生活の他にもあると思います。そういう意味では、どうやら自分の場合は、やる時間をあらかじめ決めた生活、時間割で決めた生活を送った方が良さそうです。

もちろん退屈を感じない早期リタイア生活は悪くないですし、書く事は嫌いじゃないからこそ続いているんですが、仮に明日が地球最後の日だとしたら、ブログを書くかって言ったら、それはしないです。そういう事に完成までに利用可能な時間を使い果たすように拡大していく」のはちょっと変えようかなと言う気持です。

自分の場合は現実順応タイプ過ぎていて、逆に早期リタイア生活の自由時間の退屈を感じる人の方が自分の興味のメリハリが確立できているのかもしれません(やりたい事がないだけ)

「第二法則」の方は大丈夫

ちなみに、このパーキンソンの法則には、もう一つ(第二法則)があります。

「収入が増えても支出も同様に増えること」

こっちは「お金がある限り使ってしまう」例えば、ビールを買いだめすると無くなるまで飲んでしまうようなパターンですが、こうはなってません。

さすがにそんな使い方をすると「生きていく事」に直結する自覚があるんでしょう。逆に言えば、時間を使うことに関しては、お金ほど貴重に考えていないんだと言う事ですね。