あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

「積立投資」対「スポット投資」(退職金の運用方針を振り返る)

トウシルに「スポット投資と積立投資はどっちが正解か」的な記事がありました。投資は迷いにつきものですがこの「積立・一括」かの選択は割りとクリアになっている事の一つです。

と言っても、早期リタイア直前の頃はまだ整理できておらず、例えばこのテーマ、退職金をどちらで運用するかついて、退職前は悩んでました。

3年前の退職金運用方針への反省

agura-huma.hatenablog.com

この時は「積立」を選択したのですが、その理由は「一括投資」をした後で、元本割れした時の心理的負担に耐えられないと言う理由でした。

あれから3年経って、結果論から言えば「一括」投資しておけば、もっとリターンがあった筈です。そういう点では失敗ですが、自分の心理(リスク許容度)を想像して「積立」を選んだ、選択理由は正解でした。結論から言えば、投資経験の少ない人に退職金の一括投資は無理かと思います。

結果論的に「一括」が正しいと書きましたが、基本的には「一括投資」が正しいと思っています。詳しい理屈はこちらの本が参考になりました。

特定の理屈が腹落ちするかどうかは、その説明が読む人にあっているかどうかもあると思いますが、自分の場合はこの本の説明がわかりやすかったです。共感できない場合には「積立」でいいと思います。

スポット投資の出番とリスク管理

今回の記事の内容、厳密には「積立」「一括」の対比ではなく「スポット投資」と「積立投資」の比較でした。

media.rakuten-sec.net

「スポット」投資と聞くと、一回あたりの投資金額が「一括」よりは少なく「積立」よりは多い、逆配り投資するイメージで、下がったらとりあえず買っておくと言う「やらない後悔よりもやった後悔」を選ぶ感じです。

最近で言えば、コロナ禍ショックのタイミングで、買い出動した時などがそれにあたるでしょう。スポット投資をしてうまくいきました。

これも逆張り経験(成功体験)で判断しているだけで、リスク管理としては筋が悪いと思います。その分金額の大小でリスク管理しているので、これからも大儲けはしないけれど、大怪我もしないかなと思います。