毎月最終金曜日に確認している保有している5つのロボアドの運用状況です。ダウとS&P500が年初来安値を更新した9月末の悪い運用状況が、悪そうな決算発表と為替でどうなるかと言う10月でした。
特に状況は変わっていないように思えるが
9/27朝にはダウとS&P500あわせて年初来安値更新となり
※これは9月末の話
10月は悪そうな景気で決算発表で株安になるのかと想像してましたが、案外そうはなりませんでした。今月の米国市場の経済ニュースを見て感じたのは、ちょっとしたニュースを「利上げペース減速の材料」としてスキあらば株を買おうとする市場参加者の前のめり感です。(前も感じましたが)どんだけ株を買いたいんだろうとツッコミを入れたくなります。(おかげで今月は資産時価が減らずに済んでいるんですが)
決算と言えば、先週くらいから発表されたGAFAMの決算は良くないですが、ナスダックじゃないダウとかS&P500はそれほど影響されていないようにみえます。
解釈で株を買う事は、裏を返せば逆もありうるので、来月も油断はできません。
2022年10月のロボアド確認
いつものロボアド運用状況を確認します。先月の状況はこちらです。
10/29時点での各ロボアドの評価損益です。
先月が総崩れだった分今月は持ち直しました。下げが続かないだけでも精神衛生的にはありがたいです。
WealthNaviは約10%戻しました。そういえば、WealthNavi for SBI証券が11/5で終了します。
メジャーになったWealthNaviがSBI証券を間借りしている利用料を節約したいのかと思ったら、SBI証券側からの申し入れと書かれています。
ログインインターフェイス的にはキャリーされるようなので影響はあまりありません。WealthNavi単体でないと使えないサービスとかもあったので、そちらは便利そうです。心配点はマネーフォワード連携に連続性が保たれるかです(めんどくさいだけですが)
「為替ヘッジあり」のため、今年の運用成績が振るわない楽ラップですが、0.75%の手数料を払って、このリターンだとこの間書いたファンドラップを買ってはいけないパターンに当て嵌まっている状況です。
https://wrap.rakuten-sec.co.jp/commission/
他のロボアドとは違った動きをするのは特徴でもあり、3年の期間でとやかく言うべきではないかもしれませんが、為替ヘッジありと株式比率の低さを考えると回復力はあまり期待できないかもしれません。
SBIラップは差別化できているか?
今年の4月末から始めたので別枠で記録しているSBIラップの運用状況です。9月は、当然のようにマイナス落ちでしたが
他のロボアドと同じように戻しています。現状目立った差は感じません。
利上げペース減速観測はどう円建て海外資産に影響するか?
円安は円建て資産的にはプラス(水増し)の材料なので、先月末の為替介入はそういう意味ではマイ資産的にはマイナス材料でした。
ただ10月も150円を越えて、その頃は「焼け石に水」という下馬評どおりだったかと思ってました。こちらも「再度の介入」と「利上げペース減速観測」と言う微妙な材料(雰囲気)もあって、若干円高に戻しています。
最近の減速観測は勇み足的で半信半疑ですが(米国利上げペース減速と)言い続けていればいつかは当たるでしょう。
そうなった場合、利上げペース減速で米国株高に振れますが、為替は円高に振れるので日本人個人投資家の円建て資産はさほど動かないのではと考えているのは9月に書いた通りです。
ただこの為替予測には、日銀の動きは考慮に入れてません。日本の金融政策だけはさっぱり分かりません。黒田さんが辞めるまでは現状維持だとは思いますが、経済動向じゃなくて、もうすぐ辞めるから先送りしているように思えるのは困ったものです。