あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

好きに生きる(FIRE生活)事は雑に考えられがちな話

初めてやる事はうまくいきづらいのに、好きに生きる事に対しては雑に考えられているじゃないかという話。以前、「早期リタイア」は一人旅に似ているという事を書いた事がありますが、好きに生きるという点でも一人旅に似ていると感じています。

 

agura-huma.hatenablog.com

 

早期リタイアした直後の初夏の事、さっそく旅行したのですが、あまりうまく行きませんでした。思い出してもそれほどは楽しくなかった感じです。

agura-huma.hatenablog.com

観光地に行けば何とかなる(楽しめる)と考えていて、旅行をぼんやりと捉えていました。メジャーな観光地スポットも場所によっては、自分にはそれほど響かない事もある事や、下調べなしで店を見つけるのは無理がある事などです。

 

ただ「るるぶ」を見て、旅行するのは間違ってはいなく、最初は真似るしかないですが、慣れていくうちに経験するうちに独自色が出てくるものかと思います。

 

こういう流れとは「守破離」の考え方です。

剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。 「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。 「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。 「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。

守破離(しゅはり)の意味 - goo国語辞書

 

観光雑誌のオススメの個人的な関心のズレが分かりますし、長距離移動が苦になるか、歩くのが平気か事、荷物の重さ、どんな移動手段が好きなのか、細かい自分の属性が分かってきます。いわゆる平均的な観光旅行イメージとは離れた自分用にカスタマイズされた自分だけのリアリティが見つかります。

 

だから有名観光地をなぞった旅行をしても、それほど楽しくない事がある事を経験している身としては、世間一般の好きな事をした生活(睡眠時間自由、Yotube、無料動画配信見放題、ゲーム時間自由)という先入観を実行しても、それは続かないんじゃないかと考えます。

 

ただ一人旅じゃない旅行では、平均的な旅行に落ち着くように、会社・組織での行動では平均的思考が求められます。また関心が無い事への知識は通り一遍にであり、好きにするという事に対して、平均的に考えるのは仕方がない事でしょう。