あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

早かった?遅かった? 早期リタイアとタイミング

4月から早期リタイア生活5年目に突入した早期リタイア生活。先月から色々と振り返っていますが、今回は早期リタイアを実行したタイミングはどうだったのか(早いor遅い)と言う話です。

 

例えば、退職時期を後ろにずらしていれば、退職金も年金も増えて、退職後の必要生活費も減るので、早期リタイア生活の安定性はアップします。

一方で、早期リタイアで金額を目標にすると(その金額に達しても)「もっと金額を増やしたい欲求」が増すから良くないと言う意見が「ゼロで死ね」で書いてありました。

 

結論から言えば遅くすれば良かったとは考えていません。まず個人的な事情から言えば、退職したおかげで、父親の看取りのための時間や負担をシェアする事ができました。

またGotoトラベルとか全国旅行支援など安く旅行ができる時期に、フリーだった事はとてもラッキーな事でした。最近の旅行にかかる諸費用の値上がりを実感しているので、本当にいいタイミングで早期リタイアしていたなとは思います。やりたいことは「なる早」でやった方がいいと言う事を実感させられました。

 

ただ、こういう感想はあくまで結果論です。

結果論と言えば、過去4年間に株の下落局面がほとんど無かった事もラッキーでした。(昨年はいまいちでしたが)また退職後2年めから始まったコロナ禍による社会の変化、いわゆる「新しい生活形態」にも、ほとんど影響を受けませんでした。

以前勤めていた会社は、リモートワークが常態化したと聞きましたから、もし在職期間がコロナと重なって、そういう勤務形態だったら、仕事に対する不満・ストレスを理由とした早期リタイア願望の部分は、多少薄まっていたかもしれません。

 

と言う事で、結果論に負うところが多かったタイミングの是非でしたが、40代・50代なら、自分の決断に関するヤラカシ履歴?もそこそこに集まって決断のクセも把握しているでしょうから、そういう過去を振り返った上で、自分に従うのがベストじゃないのかと思いますけどね。