5月に行った函館・松前半島への旅行、初日は函館市内観光で、2日め3日めとレンタカーで松前半島を周回的なドライブをしたんですが、思ってたよりも見どころがありました。
ざっくりと言えば、函館から江差を目指し(北西方面)後は南下しながら函館に戻ってくる(反時計回り)コースです。
江差を目指す
最初の目的地の江差。ここにある幕末の幕府軍艦開陽丸を復元した「開陽丸記念館」が目的です。
沈んだ軍艦を復元して博物館にしてしまおうというのは、なかなか面白いコンセプトです。見た目のインパクトもあります。
横須賀にある「記念艦三笠」を思い出しました。
連絡橋を使って船(記念館)に入ります。
赤く見えている部分が船と連絡している橋?です。ここを渡って船内に入るのですが、入口のちょうど奥に受付がありました。こういう場所の受付って、進行方向に対して右手にあるのが多いと思うんですが、進行方向正面にあると、受付の人とずっと目を合わせる(正対する形になる)のが、ちょっと気になりました(苦笑)
引き上げの経緯や引き上げ品が展示されています。
それ以外にはこういう人形。
平日なので入館客はほとんどおらず、誰も人がいないと思っているタイミングで、こういう人形に出くわすと、ちょっとびっくりします。
出られそうな甲板には出られませんでした。
松前城を目指す
「開陽丸記念館」を後にして「松前城」を目指して南下します。途中の道の駅で食事をとりました。
決めてたわけでなく、ちょうど腹が減ったタイミングでした。客層も観光客と言うよりはビジネス客が多く見えました。
この辺は、シマ海老が有名のようだったが「シマ海老ラーメン」でなく「海老ラーメン」だったので、シマ海老ではないかもしれません。
「松前城」の直前には、道の駅があります。
津軽半島側を見る事ができます。
(本土視点でいうと)海の向こうに陸地が見えると行ってみたくなるだろうし、すぐ目の前にあったここに街を作った気分が理解できます。
(車も重機も舗装道路もない時代に)さらに函館や札幌まで行こうする気持はちょっと想像できないですが…。
この道の駅はほぼ松前城の側なので、こんな感じで松前城が見えます。歩いてもいけるみたいですが、駐車場はあるので車でいきました。
大学生のころ「信長の野望」の全国版をやった関係で、このあたりの大名は蠣崎氏(すぐ滅ぶ弱小大名)として記憶してるんですが、その後いろいろな呼び方がある事を知りましたが、松前城での説明では武田氏で統一されていました。
桜が有名みたいですが、5月なのであまり関係ありません。
知内温泉を目指す
ここからこの日の宿のある知内温泉に向かったのですが、そこまでの道中にもちょっと足を止めてみたいところが色々ありました。
まずは北海道最南端の白神岬です。と言っても石碑以外は何もないのですが、駐車スペースはあるので、記念に写真はとりました。
その先の福島町には「横綱千代の山・千代の富士記念館」があります。老人の団体客がいたのでちょっと入場はやめておきました(そこまで相撲好きでもないし)
記念館の隣は「横綱の里・ふくしま」という名前の道の駅があるんですが、「ウルフマングッズ」がいっぱい売ってました。記念館来る層向けではないんじゃないか?などと考えてました。
同じ福島町内には青函トンネル記念館もありました。ユニークな外観をしています。
面白そうだったのですが、旅館の晩飯の時間に遅れそうなので、入場は諦めました。
函館を目指す
3日目は、帰路函館を目指したのですが、まずは「道の駅しりうち」に立ち寄りました。
ここには青函トンネルに出入りする北海道新幹線の通過を見ることができる展望台があります。
こんな感じで上から線路が見わたせます。
当然ですが、適当に来て新幹線が見れる確率は低いので、見れませんでした。
その新幹線の木古内駅にすぐそばには道の駅(木古内)があります。
道の駅ランキング第一位と言うのがちらっとみえますが、朝食べたばかりだし、トイレ以外の用事もなく、あまり印象に残っていません。
次に向かったのは「聖母トラピスト大修道院」です。
修道院に続くこの道を、Googleマップで見ると「ローマへの道」?と表記がありました。
修道院に中に入る事はできず、建物を外から見るだけなのですが、割と人が多い場所でした。(入れ替わり立ち替わり)
これだけで帰るのも短いので
アイスが売っていたので食べました。コーンでも売ってます。
そして函館に
函館に戻ってきた後は、前回行けなかった「トラピスチヌ修道院」に行ってきました。
どちらも修道院も、建物を外から見るだけの場所なんですが、どうしてそこまでの観光地になったのかはよく分からないです。
前に日に曇ってて行けなかった函館山にも行ってきました。車で行って大丈夫なのか?と言う話ですが、駐車場も空いていて、ペーパードライバーが最も心配する細い山道でのすれ違いらしい体験もありませんでした。平日の昼間ながらそこまでの混雑はないようです。
夜景としてよく使われる構図で写真を撮りました。
夜じゃなくても十分素晴らしい景観でした。ロープウェイで来ている観光客の人もそれなりにいました。
乗り場建物内部にの写真ですが、こういうギミック付きのおみくじ久しぶりに見ました。
車を返して、飛行場までのバスを待つまでの間、函館駅の2階にあるラーメン屋にいきました。
GoogleMapの評価もそこそこだし、お手軽だからと言う理由だけで入ったんですが、美味しかったです。
レビューをみてみると美味しかったと書きつつ星4つだったりする事が多く、評価が今ひとつなのも納得です。
昨年の根室から釧路への道中は、交通量が少ないのに、スピード出しすぎの商用車が多く、運転しててちょっと疲れましたが、今回の松前半島への道路は、産業道路(幹線)道路でないせいか、交通量も少なく、変に飛ばしている車もなく、いい感じで運転をする事ができました。