今月は米国の大統領選に関するニュースが目まぐるしかったです。もちろん投資家の立場として注目しているからだからでもあるし、実際に市場に影響していると思っているんですが。毎月最終土曜日にチェックしているロボアドの運用成績の確認です。
きっかけはトランプ発言
大統領選の影響と言えば、今月中旬から円高が進みましたが、そのきっかけの一つがこのニュースかなと思います。
日本政府の(何兆円もかけても急場しのぎしかならない)コスパの悪い為替介入と同じ効果を、口先だけで実現してしまうトランプ効果に苦笑してしまいました。
ただ「これでどんどん円高だ」と言う予想は、為替全般の予想が当たらない自覚があるのでしませんが、さすがに今年上半期のような「◯◯年ぶりの円安」を更新する空気はなくなったかと思います。
この口先介入のインパクトは、実際の円高だけでなく、トランプが発言するたびに市場が動くトランプ政権時代の面倒くささが思い起こされました。実際TSMCの株価を下落させるような発言もしています。
たぶん同じ事を思い出した投資家はいると思うので、トータルとしての市場参加者のリスク許容度はちょっと下がったんじゃないかと思います。
自分は、先月のブログにも書いた「ペトロチャイナ」とか「米国成長株ファンド」を一部換金しました。
ペトロチャイナは、円安効果での復活だったので認識だったので、これ以上の円安を見込めないと言う自己判断で半分売りました。
2024年7月のロボアド確認
今月のロボアド確認です。先月の状況はこちら
7/27時点での各ロボアドの評価損益です。
正直、思ったよりは下がってませんでした。
こういうニュースみると大暴落が起こっている印象ですが、ロボアドは数字的には5月末レベルに「行ってこい」しただけでした。
毎月末で「定点観測」していると、こういう時に冷静になれます。
来月も下げたら
もちろん来月はどうなるかは分かりません。第一月末に日銀の決定会合があります。それ次第で為替がもっと動くかもしれません。(こういう流れだと材料出尽くし予想だが)
仮に来月も下がったらですが、その時は昨年から考えていた新NISAプランを実行します。たいそうなものでなく、成長投資枠でのSP500のスポット投資をするだけです。
新NISAつみたて枠が含み益にマイナスになったら出動しようと思います。そういう意味でも(まだ含み損でない)今月の下げはそんなには大きくないと受け止めています。