今のざっくりとした運用スタイルは、S&P500などの米国株式のインデックス投資と配当・優待目当で国内株への投資の2種類です。そのインカム狙いの投資先の一つにインフラファンド株(太陽光発電)がありました。
適当なインフラファンド投資戦略
銘柄はカナディアン・ソーラーです。
利回り目的なので、インフラファンドに対する理解と言うのは結構いい加減で、国に売電してその利益を分配している業態ぐらいの認識です。
そんな薄い理解でも、売電価格(国の買い取り価格)が、未来永劫続くものではない事や、発電施設にも寿命がある事は想像できます。いつかは売る必要があるとは思ってました。
ただ、どういうタイミングでリリースするかの(専門性)戦略は、持ってませんでした。株価が下がってきたら分かるだろうぐらいの感覚です。
そしてその時が
そんなカナディアン・ソーラーが年初からダラダラと下げていました。
さすがに買付価格に近づいたら、「売る・売らない」を明確にする必要があります。
その買付価格の方ですが、2018年から19年にかけて買い集めていて平均取得単価は91,000円台です(10口保有)
7月上旬にとうとうそのラインが見えてきました。
(いつかは売る戦略なので)まずはこのタイミングで5口売却しました。
さらに買値を下回るようなら、そこで残りも売って(機会があれば)再度書い直せばいいと言うありがちプランです。
監視されている?(笑)
その後旅行に出かけたので、目を離していたのですが、帰ってきて確認すると、買値を下回ってました。
そういう事で残り5口も売却して、全て売りました。
このあたりの気持ちの迷いと言うのは、利回りを書かないと伝わらないと思いますが、インフラファンドってあまり利回り情報が普通の株のように見つからないのですが、こちらをみると
今日(2024/07/28)確認すると8.03%となっていました。と言う事で、そこそこの高利回りの株を売ってしまいました。
結果的に言えば、目先は戻りを試していて、一番安い日の翌々日に売った形です。
監視されていたみたいです(苦笑)
手放し方への感想
売るかどうか迷っている場合に、とりあえず半分売るとか、ライン(逆指値)を決めてその値段で売るとか言うのも、今回のケースに限っては、思ったほど納得感はありませんでした。
ただ長期スタンスでは「カウチポテト・ポートフォリオ」を目指しているので、大失敗したとは思っていない(現金比率は増えたから)のですが、確定申告をしてムダに国保保険料を上げないためにも、配当控除が発生する国内株を失ったのはちょっともったいない気もします。
そういう意味で代わりの投資先を探すのもありですが、インカム投資もほったらかし気味になっていたので、ここ5年で軒並み株価水準は上がっているし、今から高配当株調査をするのも若干億劫です。
と言う事で、割と冷静に保有株売却をした割には、ちょっぴりしっくりこない気持ちになっています。