スマホなどで鍵の施錠管理ができるスマートロック商品のQrio Lockを4年前から使っています。先日ドアに固定するための両面テープが剥がれてきました。一部剥がれた状態にで本体が落下はしてません。一度押し付け直すと案外しっかりと張り付きましたが、一週間くらいでまた剥がれてきました。
と言う事で粘着テープを貼り直す事にしました。
粘着シールの寿命
約4年近く粘着力が維持されていたことになります。これが長い方なのか短いのかは、よく分かりません。
専用の両面シールは、買うと700円しますが、買った時に2つ付いていたので(すっかり忘れてましたが)今回は買う必要はありません。
このシールが剥がれたらやりたい事がありました。
充電池の液漏れと接点の腐食
実は、2系統ある電池の片方が液漏れを起こし接点が腐食して、通電しなくなっていました。
QrioLockのシステムは、予備電池2つと稼働中電池2つの2系統構成なので、片側の電池が使えなくても動作はします。
腐食した部分は(ドアに張り付いている状態だと)向き的に直接見えない部分にありました。仕方なく鏡を使って細いヤスリや接点復活剤など復活させようとしたんですが駄目でした。鏡を見ながらだったので接点復活剤がちゃんと塗れてない可能性もあると思ってました。
本体をドアから外したので、この機会にちゃんと対処したいと考えたわけです。
思った以上に錆びています。
腐食対応の顛末
接点復活剤をたっぷり塗って机の上に放置していたのですが、安定が悪かったせいか落としてしまいました。
落とした事で、稼働中の電池も外れてしまいました。Qrio Lockは、稼働中と予備の2系統電源と言う事で常に通電が維持される構成になっています。
逆に電池が外れるとマズイ事が起きる(設定が消去される?)と思っていたのですがそうではありませんでした。
落ちた拍子で腐食部分が外れました。真ん中部分の金属が無くなっています。
思ったよりも金属内部まで腐食していたようで、すでに接点復活剤や紙ヤスリでどうこうなるレベルではなかったようです。
こうなってしまったら、何でもありですから、電池と残った接点の間にアルミ箔を挟んでみました。
特にアルミホイルを固定しなかった(電池と接点の摩擦力で保持している状態)のですが通電しました。これで2系統システムとして復活しました。良かったです。両面テープを貼り直して再度ドアに固定し、作業終了です。
ただ、以前とはちょっとズレたようで、本体に記憶されている施錠位置、解錠位置は再設定が必要になりました。サムターン部のセンターとQrioLockの回転軸のセンターがちょっとずれたかもしれず、今回の両面シールの寿命に影響するかもしれません。
QrioLockを使ってきた感想
ちょっと使用状況を説明すると、マンションのドアはプッシュプル錠タイプで、サムターンとの高さ合わせのために、付属品の全ての「ゲタ」を履かせて高さをあわせてます。
ハンズフリー解錠については何とも言えません。バラつきが大きくて、最近は設定をオフにしてたのですが、改善されているんでしょうか?ちなみにAndroidスマホです。(iPhoneの方がうまくいくという噂)
オートロック機能が使える事(鍵のかけ忘れがない)がメインで使っています。心配性なのでこれだけでも結構大きいです。
オートロックで心配なのは、鍵を持たずに外に出て締め出される事ですが、一度だけありました。ただスマホは持っていたので、何とかスマホアプリからで開ける事ができました。(QrioHub使用環境)