あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

「ドラゴン桜」は~とはマンガ

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4月末から放送中のドラマ「ドラゴン桜」を楽しくみています。それに関連してか Amazon Kindle本の1巻から13巻までを1円で売るという破格のキャンペーンがありました。(5月5日に終了)

ふとしたきっかけで

テレビで見た事で検索したくなるのはよくある事ですが、5月3日のテレビ放送終了後ググったらこの締め切り間近だったキャンペーンに気づきました。

1から13巻が各1円という事で、何か裏があるんじゃないかと訝しんでいたのですが、追加費用とか発生せず(笑)普通に読めました。(5/5までの話です) 

「訝しむ」と言えばリメイクもの対しては、作者が「何か困っているか?」のかとひねくれた見方をしてしまいあまり興味がないほうです。 

三田紀房さんのマンガは読んでいる方ですが、

agura-huma.hatenablog.com

「ドラゴン桜2」についてはパート2というか時代を変えたリメイクものと想像してたので期待していなかった(安いから買おうと思った)のですが、読んでみるとやっぱり面白いです。 

マーケティングと戦略 

以前も三田さんの本をAudibleで読んだ事があります。(マンガじゃなくてテキスト本でです)

プレゼンの極意はマンガに学べ

プレゼンの極意はマンガに学べ

  • 作者:三田紀房
  • 発売日: 2013/07/19
  • メディア: Kindle版
 

売れるマンガの分析や掲載誌の他のマンガのジャンルのマーケティングなど、いかに周到な準備をした上でマンガを描いているか、そのらしからぬ戦略的アプローチが印象的だった事を思い出しました。ただのリメイクじゃないのも当然です。

 

受験情報マンガな面もありますが、明快なゴールを決めてそこへ到達するまでの過程を描く攻略ものはストーリー展開の王道でもあり、誰でも楽しめる面白さもあります。

△△は〇〇だ! 

個人的には(三田さん自身のマンガの描き方がそうであるように)「目標達成のためには情報を利用して分析や工夫をすべきだという姿勢」を描くところに共感する部分が多いのですが「解説」マンガ「言い換え」マンガとしてのセンスある言葉選びにも惹かれます。例えば

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自分の今の気ままな生活もテクノロジーとプラットフォーマーのサービスを使う事で成り立っていると言えますから、この言葉にもうなずきます。

その他にも多くの「○○は△△だ」「○○とは✕✕だ」という「~とは~だ」という言葉の再定義、新解釈表現が多いのも特徴です。

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そういう意味で、いろんな要素が詰め込まれている原作をそのままなぞってテレビドラマ化するのはかなり大変と言うか、それだと面白くはならないと思います。原作のエッセンスを残しつつテレビ向けに大胆に脚色するのは仕方ない(すごい)とは思いますが、まずまずうまく行っているんじゃないでしょうか。まだ3話ですが…。

 

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