FIREの手始めは目標となる金額を定める事ですが、アーリーリタイアをする場合には金額を目標にしない方がいいという意見もあります。金額を目標にするとゴールを動かす可能性があるからと言う指摘です。
上乗せはキリがない
「後〇〇万あればもっと楽なFIRE生活が送れるだろう」と思うから退職を実行するのが遅くなると言う理由は「お金はあればあるほどいい」のは(そのために犠牲になる事が無視できる範囲で)正しいだけに厄介な話です。
ただ「お金」じゃなくて「時期」で決めるべきと言うのは、最近よく持ち出す「ゼロで死ね」で書かれている内容ですが、この「金額を目標にしない」論はあくまで、そろそろリタイアできそうだという自分なりの目処(最低ラインの資金)が立ってから、最終的にいつ退職するかを決めるシチュエーションでの話です。
自分の場合はこの目処が立ってから1年くらい後に退職しました。
残された課題
大きな理由は個人的かつシンプルで退職後住む場所が決まっていなかったからです。退職後生活は中古マンションを購入して住むつもりでしたが、物件選択の決断や不動産会社とかなかなか決められませんでした。
その状態からマンション購入に至ったきっかけは当時住んでいた賃貸の更新です。
マンション生活を経験しておこう的な意味で、狙って分譲マンションの賃貸に当時住んでいました。仲介会社を介して個人が貸し出しているものです。
その賃貸の更新時の書類にこの先どれぐらい住むつもりかと的なアンケートがあり、適当なマンションがあったら購入も考えている的な答えをしたところ、その仲介会社の不動産部門の営業から即連絡があり、途中経過は端折りますが、その3ヶ月後には今の家に引っ越してました。背中を押してもらった感じです。
後は退職申し出のタイミングだけですが、11月の面談で退職希望を伝えて年明けで退職というイメージを持ったのは7月の事でした。結局話し合いの結果3月に退職と言う事になりました。
経済的メリットにはキリがない
結果的に退職できると判断してから1年位退職時期は伸びた(伸ばした)わけです。ちょっとだけ日和って先延ばしした感じもありますが、その事で経済的なメリットはありましたし、すぐに退職しておけば良かったというようなデメリットも特に感じません。1年位は誤差の範囲でしょう。
ただ1年が誤差の範囲なら後3ヶ月働いて、ボーナスを全部貰うという考えもあり得ますが、それはしなかったです。さすがにキリがありませんし、そういう意味では時期で決めていたと思います。
⬇︎ブログランキング参加中です。
クリックして1票頂けると励みになります!⬇︎