あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

FIREしない人もFIREを目指した方がいい

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有名な「FIRE 最強の早期リタイア術」の著者は自分の事をオプティマイザ(最適化する人)と呼び、ウォーレン・バフェットのような投資家ではないと言ってます。何となく言いたい事が伝わりますがもうちょっと補足が欲しいところですが、ちょうどいい具合に説明している記事を見かけました。

最適化するとは

誰でも読める日経新聞の読み物コーナーに「70歳リタイア時代の働き方」というシリーズがあり、その記事の中で出てきます。  

www.nikkei.com

 

上の記事中、FIREを目指すアプローチを端的に要約しているところが個人的にオプティマイザを指すイメージに近いと感じました。

・所得の最大化をはかるべく、仕事で年収を増やす方法を強く意識する
・支出の最小化をはかるべく、固定支出、日ごろの生活費を削減する
・収支差額を資産形成に回し、リスクとリターンのバランスを意識しつつ高い利回りの確保を目指す

これらは特殊なスキル習得を必要とするものではなく極端に言えば人真似で構いません。さらに付け加えれば(本やネットで)情報を収集する事、世の中の仕組みを利用してできる限り(お金や手間)を安く済ませようとする意識も必要でしょう。

 FIREしない人もFIREを目指した方がいい

またこの記事中で最近の米国発のFIREムーブメントのやっている事は「老後の資産形成」とたいした違いはないという指摘もありました。

FIREの基本は計画的な老後資産形成そのものなのです。

上の3つのアプローチはFIRE目指さない人にも有効ですよね?と言っているわけです。

先月のダイヤモンド・ZAIの連載マンガでFIREを扱っていた事を紹介しましたが

agura-huma.hatenablog.com

そのマンガ内でもこんな言い方をしてました。

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(DC=確定拠出年金「iDeCo」)

FIREを目指してやる事は、老後の資産形成を人より熱心にやっているようなものだと言う切り口です。

逆に(FIREを知らない人も)老後の資産形成を意識して行動する事は、FIREを目指して行動している人と緩い意味で同じと言うわけです。

上記の3つの事がFIREを目指したアプローチだとすれば、それは誰でもできる資産形成のアプローチでもあります。

「お金をいつ使うのか?」という価値観には正解はないので、いくら収支差額を資産形成にお金を回すかは?人によりけりな部分もありますが、 やって損はないですからFIREをしなくても「FIREを目指す行動」はとってもいいと思います。

 

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