早期リタイアする前に注意すべき点、いくつかあるかと思うのですが絞り込むのなかなか大変です。トウシル「やってはいけないFIRE!後悔する前に知るべき5つのポイント」を見て考えてみました。「最強の早期リタイア術」の内容を紹介しながら、著者の考える5つの注意点に言及する構成でした。
5つの注意点とは以下の通り
○FIREは手段、ゴールではない
正論ではありますが、ゴール化してしまうのは仕方がない気もします。以前も書きましたが、この手の話は受験生に対するアドバイスに似ています。一部の人を除き将来の目標を決めて受験する人は少ないでしょう。
ちなみに「合格をゴールにする」と後からどうなるかは学生生活を考えても想像がつく筈です。時間はあるけれどお金は無くて特にやりたい事もないそんな生活になります。
このあたりも退職後の生活に似てますが、長年働いてきた後の解放感のせいか、そこまで気にならない気もします。
とは言いつつ、FIRE達成後もそうなる可能性を頭にいれておくのは確かに必要です。
○資産額を純資産(資産−負債)かつ税引後で考える
株や投信の売却益には2割の税金がかかりますし、社会保険料に反映されます。将来の公的年金やiDeCoの換金化も同様です。FIREのために準備した資産は見た目よりも少ない、地味な話ですが結構重要です。
実際のキャッシュフローを把握するこれと言った上手い方法はなく、シンプルにエクセルを使ってました。
これも以前書きましたが、案外早期リタイア無職には所得控除が多いのでこれを活用するようにしたいところです。
○自分のペースでFIREの目標設定
10年から20年かけてFIRE達成を目指すべきという意見ですが、FIRE達成方法がこれだけ明確になってくると、今後はどうやったらFIREを達成を加速させるかという事に注目が集まるの当然の流れです。自分は平均的な事しかしてないので(そういう情報は)出せないですが…。
○環境変化への対策をしっかり練っておく
支出や収入の予定が狂うような事を想像しようと言う話ですが、自分の場合は財政検証の事を心配してました。具体的には年金支給開始年齢(65歳)の見直しの心配です。
対策と言ってもいざとなれば働く事(それくらいしかない)ですが、こういう雑で楽観的なリカバリ策でいいかは分からないところです。
○一人で全てをこなさない、でも他人を信用しない
資産運用を専門家に相談したらという事でしたが、そこまでしようと思った事はありません。その分は自分を過信しているのかもしれませんが、どうなんでしょうか。
何を重視するかは人それぞれ
この記事の最後はこんな感じでまとめられてました。
人生において何を重視するかは人それぞれです。他人が達成したFIREロードをトレースするのではなく、まずは自分たちがどう生きたいかという将来図を描き、これに向けて最善のペースで資産形成を計画していくことが大切なのです。
早期リタイアしたい理由は人それぞれだとはおもいますが、早期リタイアを考える事は、優先順位がはっきりするという面はたしかにあります。
長く同じ状態(マンネリ)よりも自由を目指す気持ち、別の人生のステージを経験したいという気持ちを優先させる、いい意味での自己満足の追求だと思っています。
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