住民税通知を見ながら、昨年の節税に対する勘違いの事を振り返ったばかりですが、別の退職のネット記事を読んで、またひとつ抜けに気づいたので、退職してから気づいた事(お金編)をまとめてみたいと思います。
3月に辞めるなら4月に辞めた方がいい?
まずは退職前の事ですが、退職前のやらかしは作っておいた方がいいクレジットカードのチェックをしてなかった事ですが、最近読んだこのに書いてあった
1ヵ月で50万円の損?…退職のベストタイミングは64歳11ヵ月(幻冬舎ゴールドオンライン) - Yahoo!ニュース
退職控除計算に関するこの部分でも抜けがあった事を知りました。
勤続年数が23年3ヶ月の場合→勤続年数24年で計算される
これは1年未満の月数は切り上げでカウントされる事を意味します。
自分の場合は退職時期については、自分で決められる余地があったんですが、(区切りがいいので)3月末にしました。後1ヶ月伸ばせば退職控除年数として1年トクで税金を圧縮する事ができててました。
agura-huma.hatenablog.com
時期の選択権があって、それが3月だっただけに、現実的に勿体なかったです。 そう考えてみるとお金だけの話ならば、6月に退職するのが最適化されているようにも思えます。
退職金特別定期、好金利だけを狙いすぎた
退職者専用の定期預金の話ですが、この低金利時代ですから好金利の定期預金を探すと地方銀行ばかり(その地方在住者特定)な事を知ります。
そういう意味では自分も一番高いところに行きましたが、考えてみればどうせ特別金利は3ヶ月間の話だし、高くはないと言っても普通預金よりは金利はあるので、別に近所の都市銀行でも申し込んでも良かったかなと思います。
当然と言うか、営業とセットの商品なので、一度も投資に手を出した事の無い人にはおすすめしません。
所得控除枠への不勉強
所得控除対象は給与所得だけに限らず株式の譲渡益でも適用可能な事を知りました。そして所得控除枠が結構ある事です。たいていサラリーマンは給料で所得控除を使い切りますし、収入がないけれどiDeCo掛け金を収めている(所得控除枠を多く持つ)人はレアなのでなかなか知りづらい情報だったかと思います。
この事に関する失敗はふたつ、1つ目は控除枠の事を考えずに、ふるさと納税してしまった失敗
早期リタイア生活には疑似NISA枠がある
もうひとつは配当所得の税金を圧縮するために損出しをしてしまった事です。損出しをしなくても税金は減らせたわけです。
わかりやすく例えると、無収入でiDeCoに加入している(早期リタイア生活は株の売買益や配当収入への税金が5%で済む)疑似NISA枠が発生しているような状態になります。
あくまで疑似なので
- 非課税枠と言っても投資金額の枠でなく、利益に対する非課税枠
- 住民税は源泉徴収を選択する(方がいい)ので5%は税金を払う。
以前NISA枠をつみたてNISAに切り替えた際に、IPOポイントが溜まった適当なタイミングでまたNISAに切り替える事も考えたいとか書いてましたが、そう考えてみればわざわざ切り換える必要はないのでした。
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