退職後は米国株インデックス投信へと積立投資してますが、大勢の人が実践している最近の定番であり、この1年のパフォーマンスはFIREムーブメントブームの成立要因です。
実践している人が多いとこういう記事には当然注目が集まります。
結構はてブの数も集まってましたが、正直それほどの落とし穴感を感じなかった?内容でした。
日本株の今後の見通しに対して
ただ日本株の今後の見通しに関する分析は参考になりました。
ここ数年、「国内株式」と「外国株式」の分散投資効果が乏しいことが運用管理上の悩みの種だ。
分散投資効果がないならば、米国株だけでも問題ないわけです。
両国の株価が逆行したことに対しては、2つの理由が考えられる。1つ目は、新型コロナワクチン接種のスピードの違いに起因する両国の経済回復タイミングの差によるものだ。この時間差を「ワクチンラグ」と名付けよう。
ワクチン接種スピードの遅延があるので、そのうちに日本の株価が復活すると言う理屈ですが、今の状況だとなかなか信じづらいです。
ワクチン接種が進んで、やっと日本経済が広く回復する過程に向かうときに、アメリカの株価が大崩れするといった展開がありえなくもない。
「ワクチンラグ」(時間差)により日本株が上昇を伺うタイミングで、米国株下落の流れに巻き込まれてまた下がるという可能性も感じます。
日本株インデックスの積立は別に悪くないかも
ただ積立投資の観点からは、日本株を買うのはそれほど悪い事じゃないとも思えました。積立投資は(投資先の株価が)時々下がるのを前提とした投資手法で、ずっと右肩下がりじゃなければプラスになります。
逆にここ1年上昇を続けた米国株を積立で買うメリットはあまり無かった訳です。例えば運用しているウェルスナビ先月末の40%のプラスでした。これはウェルスナビが優れているという訳ではなく、ここ1年間全然追加投資していなかった(事実上一括投資)事のメリットです。
なら今後積立てるなら動きが不安定な日本株インデックスの方がいいのかと言えば、そうとも言えません。
この2年の(コロナショックの時は肝を冷やしました)安定していてじわじわと右肩上がりする株価がいかにリタイア生活の精神衛生面に安らぎを与えてくれるかを実践しました。投資効率は大事ですがリタイア達成後はそこまで(リスクをとる)頑張る事でもありません。今くらいで十分です。
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