あぐらのSoloZakki

令和が始まる直前に53歳で退職しました。安定から自由を目指します。

退職して4年(4ヶ月)経って 

今月末で退職して4年4ヶ月になりました。毎日猛暑の報道が続きますが、屋内生活をする分には断然冬より今の季節の方が好きですね。仕事や学校の人は別ですが、わざわざ外に出て暑い暑いと言って取材を受けている人の言い分がよく理解できないです(笑)

 

(エアコンあっての事ですが)洗濯物もすぐ乾くし、朝も布団からすぐに起きれるし、水も冷たくないし、掃除や片づけが捗ります。

すっかりチキンになる

7月に入ってこれまに経験した事のないくらい腹を下しました。食中毒か何かの類かと思うんですが、これと言った食材が思い当たりません…。

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今はもう普段通りの生活を送っているのですが、あの不快さと不自由さを思い返すと二度とああはなりたくなりません。

結果、すっかり食べ物・飲み物の傷みとか、食器の清潔さに神経質になりました(苦笑)。常温保存が気になるのはもちろんですが、冷蔵庫にあるものでも、見た目とか匂いとかが気になります。生卵とかペットボトルの飲み残しとか、以前それほど気にしなかったものが気になってます。

 

早期リタイア生活を支えているもの(1)

先月末に台湾に行きましたが、日中の気温が30度を越えてたので、町中を出歩くのも限界がありました。結果ホテルにいる時間も多くなったのですが、ホテルでの初日の晩、Wi-Fiが接続はするものの、スピードが出ない状態で、全然使い物になりませんでした。

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テレビを見ても言葉が分からないし、ネットにも繋がらない状態で、異国での孤独を味わいました。

まあ昔の海外旅行はこれが当たり前で、当時は本を読むか思索にふけっていたんでしょうが、それを思えば現在はいい時代です。Wifiの方ですが、気がつくと知らない間に問題なく使えるようになってました(ホテルが対応した?)

(海外で一人で過ごせるかどうかはネット次第)この構図は日本でも同じです。ネットが非常に生活の鍵になたています。発熱気味になって腹を壊している時もベッドでYoutubeを見て気を紛らわせていました。

今の生活にネットが無かったら、早期リタイアの感想はだいぶ違ったでしょう。孤独感の話だけでなく(時間つぶし・大事な情報含めて)ネットが埋めてくれるものは計り知れないのを再確認しました。

早期リタイア生活を支えているもの(2)

今月、投資のコモディティ化(例えばオルカン、S&P500インデックス投資の平等感)によって、投資で資産形成する裾野が広がったことが、今の早期リタイア生活の運用面の好調さ(=経済面)の一因だと言う話を書きました。

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一方で、オルカンにしろS&P500投資の最近の含み益にはかなりの為替差益が含まれています。

例えば、最近CMが変わったウェルスナビ、毎月運用状況をウォッチしてますが、今月の含み益が7割を越えました。

ただこれは円建ての含み益で、ドル建てでは3割強の含み益です。5割近く上げ底?されています。ここ2年でこんなに円安していますからね。

だから誰がやっても同じ海外インデックス投信投資がもたらす安心感の半分は為替差益できていて、この上げ底を支えてくれる一番の要因は日銀(の緩和政策)でしょう。

 

金曜日のYCCの柔軟化の解釈は別として、今回の反応を見ると日銀が緩和修正的になれば円高で株安に傾く事ははっきりしました。今後の早期リタイア生活の運用成績は日銀次第となるわけです。

考えてみれば、この金融緩和は早期リタイア実行前から続いています。その当時の初期の異次元の金融緩和開始(黒田バズーガ)によって、早期リタイア資金が増え始めました。

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これだけ緩和状態が長いと、最近の投資観(先入観)にも緩和状態が影響を与えているんじゃないかと考えます。

最近紹介したように3年が経過した積立NISAの含み益が4割を越えてますが、

そもそも積立投資をする場合には「20年気絶するつもりで始めろ」と言うくらい、数字がすぐにはついて来ない事を気にするなと言われたものです。

ただ同じ時期に同じ投信で初めて積立NISAを始めた人は、今の結果を見てそうは思わないでしょう。

もしかしたら今の投資のコモディティ化という概念も、たまたま日銀の緩和と重なっただけで、壮大な錯覚をしているのかもしれません…。

 

今の生活を支えている「ネット」と「日銀の金融緩和」、ネットが無くなるのはエアコンが無くなるくらいの可能性でしょうが(笑)、10年以上続いてきた日銀の金融緩和の方はちょっと動き出したかもしれません。

と言う事で決定会合を受けての来月の為替と株価が気になりますが、次回の更新は8/16日になります。

 

ちなみに今月の総資産の変化はほぼプラマイゼロでした。